日本でも非常事態宣言が発令されましたね。
しかし、まだまだ朝の通勤ラッシュではすし詰め状態の満員電車。。。
全然対応が追い付いていないようですね。
さて、コロナウイルス対策では先輩のここ中国。
その中国に住む私から私見たっぷりでお送りいたします。
ロックダウン(都市封鎖)と封閉式管理
ロックダウン(都市封鎖)という新しい言葉を
聞くようになりましたね
ここ中国では、本当の意味でロックダウン(都市封鎖)をしたのは、
武漢市やその周辺の湖北省のみだと思いますが、
私の住むここシンセン市でもロックダウンとまでは言いませんが、
“封閉式管理“といって、小さな規模での封鎖を行ってきました。
例えば、私の住む村(仮に“A村”としましょう)は、臨時の柵などを取り付け
村全体を覆います。
そして、A村にはA村の住人しか立ち入ることができないように
A村の出入り口で通行証を確認し、体温検査してOKだった人しかA村には入れません
つまりB村に住むBさんは、B村には入れるが、A村に入ることができない。
これを“封閉式管理”と呼んでいるのですが、これを実施していました。
しかし、ここ最近はそれがどんどんと緩くなってきており、
今では体温検査さえすれば、どこにでも行けるようになりました。
私が自分の村に入るとき、毎回通行証のチェックと体温検査でしたが、
この前通行証を見せようとしたとき、“いらないいらない”と言われ
体温だけ測って村に入ることができました。
3ヶ月ぶりに隣の村に入り、焼きビーフンとビールを堪能しました。
こんな当たり前のことが、出来るようになったことがすごくうれしかったです。
今回のコロナウイルス騒動は、”当たり前”に感謝する。
考え方を変えるいいチャンスであるかもしれません。
幸せは当たり前のことに感謝できるようになると幸せになると言われてますからね~
非常事態宣言対策!
現在の中国は以前に比べ管理が緩くなっては来ましたが
このような封閉式管理の状況下ですと、
一番の問題は”(精神的な)ストレス”だと思います。
中国でもこのような抑圧された生活を長いこと続けているせいか、
会社でも何となく部下同士の言い争いとかそういったことが
心持増えてきたように思います。
つまり、みんな多かれ少なかれストレスを貯めていたのではないかな?と思います。
日本は中国ほど厳しい管理をされることはないと思いますが、
以前より外出の自由を奪われたりしてストレスを貯めることが増えてくると思うので
ストレス発散することは忘れないほうが良いと思います。
非常事態宣言の対策=ストレス発散!です。
そこで、せっかくなので比較的簡単なストレス発散方法をここでは紹介いたします。
(簡単な)ストレス発散方法
- 大声を出す・・・横隔膜が動くことで自律神経を刺激
- 泣く・・・コルチゾールなどの:ストレスホルモンを体外に流しだすなど
- 運動する・・・セロトニンやエンドルフィン:ストレス緩和効果 の分泌を促す
- 寝る・・・ストレスで受けたダメージを細胞レベルで回復する効果あり
- 太陽の光・・・ストレスによって乱れた自律神経のバランスを整える効果あり
- バランスのとれた食事・・・ビタミンBやCは抗ストレスホルモンの合成を助けるなど
- 瞑想する・・・心を落ち着かせたり気持ちを上げる効果あり
どれも比較的簡単にできることなので意識してみてください。
他の外国と比べ日本は感染者が統計上少ないです。
これは、日本人の
- 欧米と違い、キスやハグなどをあまりしない
- 手洗いうがいの習慣が身についている
- マスクをつける習慣がある
など感染者数が少なくなる特性があるとは思いますが、
検査数が少ないなどとも言われており、数字を100%信じることなく
緊張感は持ったほうがいいと思います。
ストレスを貯めないように気をつけ、人の集まるところを避け
感染防止に努めてください。
今回は、非常事態宣言に対し、ストレス発散に注意した方がよいと言うお話でした