糖衣炮弾で中国人部下を管理する

最近、私は部下たちから

”糖衣炮弾”

とよく言われるようになりました。

なんなんでしょうか? この中国語の4文字熟語は??

”糖衣炮弾”

とは、直訳すると

”糖衣を着せた砲弾”と言う意味で

糖衣 つまり(砂)糖の衣(ころも)

”正露丸糖衣”の糖衣(白い砂糖でできた”ころも”)のこと。
中国おもしろ珍道中,中国語講座

爆弾を砂糖のころもで包んだという事なのですが、

私の仕事のやり方がいつも

部下に優しい言葉をかけて、仕事を指示するので、

このようなあだ名が付いてしまいました。 苦笑

これは、私の師匠である清水産業の清水社長の影響が

強いと思うのですが、

もし部下がサボって遊んでいたら

普通の上司やその会社の社長であれば、

”何サボってんだ、こら~!”

と怒るという行動を取るのが普通だと思うのですが、

清水社長の場合は、

”もったいない! 君ほどの実力者、本当の力を発揮できないだなんて。。。”

と言うそうです。

まさに、”糖衣炮弾”ですね。 笑

※ 清水産業の清水社長
【清水産業のブログ】

私もその影響を受けているのか?

部下をあまり怒りません。

子供ならともかく、ある程度年を取った大人になると、

例え上司とはいえ、”怒る”という行動に対して

怒られる相手が考えることと言えば、

”まったくうるせえな~”と言った感じに

反発とか反抗とかの感情が増大し

仕事に対しやる気を出すどころか逆にやる気がなくなって

しまうことが多いようです。

そこで、私は、意識的に”糖衣炮弾”で

部下に接するようにしています。

ただ、私はまだ未熟者なので、感情的になってしまうことも

多々あるのですが、怒って怒鳴り散らすよりは

”糖衣炮弾”のほうが、よい効果をもたらすように思います。

特に今の中国は、最低賃金が上昇し続け

ワーカークラスの人材は、供給不足であるため

ドンドン要求が高くなり、図に乗ってきており、

コントロールがより困難になってきております。

”日本人は中国人より上!”みたいな古くさい考えを

通しているようだと、逆に叩かれる時代です。

日本企業はストライキなどでとことん叩かれていますよね~

いまこそ、より中国人を理解し

”共に発展していきましょう”的な発想で、

時代を進んでいく必要があると思います。

今回は、中国人部下との接し方 に関するお話でしたとさ

おまけ(家族水入らず)

やはり家族っていいですね~

昨日、愛妻と愛娘が故郷からここシンセンに戻ってきました。

これで私のプチ独身生活は終わりです。

とはいえ、少し疲れるけどやはり元気な奥さん子供が

そばにいるのっていいですよ。

単身赴任で中国に来ている方は大変だと思いますが、

たまには家へ電話でもしてあげてくださいね。