私個人的な感想ですが、香港映画が一番面白かったのは
1970年代~1990年代ではないでしょうか?
そこで、今回は”1984年の香港映画興行成績 Top 10”を
ご紹介します。
・日本で劇場公開されたもの
・日本ではビデオでしか公開されていないもの
・日本未公開のもの
といろいろありますが、香港映画が面白かった時代、
香港ではどの映画が特に人気があったのか?
紹介していきたいと思います。
目次
1984年の香港映画興行成績Top10(中国語)
(中国標準語:普通話 での解説となります)
Top10~3位中の特記すべき映画
8位 【鉄板焼 Teppanyaki 新Mr.Boo! 鉄板焼】
予告
香港の鉄板焼き屋を舞台にしたマイケル・ホイ監督・出演のドタバタコメディー
マイケル・ホイ監督。 マイケル・ホイ、サリー・イップ出演
5位 【快餐車 Wheels on Meals スパルタンX】
予告
ジャッキー・チェン、サモ・ハン・キン・ポー、ユン・ピョウのカンフービッグ3が
スペインを舞台に繰り広げるカンフーアクション映画。
サモ・ハン・キン・ポー監督。 ジャッキー・チェン、サモ・ハン・キン・ポー、ユン・ピョウ出演
4位 【全家福 A Family Affair】
予告
別居夫婦の家庭問題をテーマにした比較的シリアスなドラマ。
ディーン・セキ監督。 サミュエル・ホイ、オリビア・チェン、ディーン・セキ出演
その他
7位【神勇双响炮】と9位【双龍出海】で
リチャード・ウンとジョン・シャムのポンポン・コンビもの
6位【猫頭鷹与小飛象】のサモハン映画には、後にボンドガールにもなる
カンフー女王 ミシェル・ヨーが初出演した記念すべき映画
(このころはまだカンフーを使ってません)がランクインされています。
1984年の香港映画興行成績 Top3
3位 【少林小子 Kids from Shaolin 少林寺2】
予告
1984年の香港映画興行成績 第3位に輝いたのは、
チャン・シン・イエン監督。 ジェット・リー(リー・リン・チェイ)、ホァン・チューイェン出演
本場の武術チャンピォンたちが集結して製作した本格派カンフー映画
少林寺3部作の第二弾。
(ちなみにホァン・チューイェンは、ジェット・リーの最初の奥さん)
2位 【聖誕快楽 Merry Christmas】
予告
1984年の香港映画興行成績 第2位に輝いたのは、
クリプトン・コウ監督、カール・マッカ、レスリー・チャン、ポーラ・チョイ、
ロレッタ・リー、ユエン・ウーピン出演
シネマシティー製作のハートウォーミングなオールスターキャスト物映画。
1位 【最佳拍檔3女皇密令 Mad Mission III 皇帝密使】
予告
1984年の香港映画興行成績 第1位に輝いたのは、
ツイ・ハーク監督、サミュエル・ホイ、カール・マッカ、シルビア・チャン出演の
香港映画を代表する人気シリーズの第3作目ジェームスボンド、ジョーズ、マッドマックスなど
パロディー満載。 シネマシティー製作のアクションコメディー映画
1984年の香港映画興行成績の考察
【悪漢探偵】シリーズの3作目が公開され、3年連続3作品連続1位を記録し、この時代の
香港映画界を制した結果となりました。
しかし、1位の【皇帝密使】を除いた作品も、ポンポン・コンビ、カンフービック3もの、
少林寺2、新鋭シネマシティー映画などバラエティー豊富な映画が多かったが、
興行成績1位、2位、4位をシネマシティーが占めるというシネマシティーの強さが目立った
そんな1984年でした。