今日は1月3日ですね。
日本ではガンガンに”お正月”の雰囲気なのでしょうね~
しかし旧正月を重んじるここ中国では
まったく”お正月”の雰囲気を味わえません。
あるといったら、我が家の近所のガキどもが
鳴らす爆竹の音くらいでしょうか?
さらにシウモークァイ(愛犬)が爆竹の鳴るたびに
反応して”ワンワン”うるさく
爆竹の”パンパン”+”ワンワン”
の非常ににぎやかな(と言うより不快なレベルの)お正月です。
とほほ
今回は前々号(118号)の続きで、私の両親及び妹&その子供たちが
中国に遊びに来た時のエピソードをお送りします。
ガキの教育 シンセン V.S.香港
私の両親が、シンセンの我が家で一言!
夜10時を回っているのにまだ外からは子供たちの
遊び声がする!
親はなにを考えているんだ!
”親の顔が見てみたいものだ!!”
そうです。 単に夜、外がやかましいだけなら
まだ我慢できても子供の遊び声がするのは、
さすがに”考えられない!”と思ったらしいです。
この遊んでいる子供たちの親はなにを考えているのでしょうね?
きっとアホなのでしょう。
しかし、甥と姪は、我が家の愛犬シウモークァイと
仲良くなったため、当然一緒にお散歩!
※ちなみに愛犬のお散歩は、毎日夜0:00以降です。
→さっきのガキどもよりもっと遅いやんけ~
親(妹)の顔をよく見てください。 あはは
シンセンでは”子供にどういう教育してんだ!”と言う
感想を持った私の両親ですが、
香港ではその逆!
甥と姪が”ゲームセンターで遊びたーい!”というので、
昼間ゲームセンターに連れて行ったのですが、
”16歳以下は立ち入り禁止です!”と即入店お断り!
子供の教育に関しては、
香港 >> 日本 >> シンセン
と言うことがよく分かりました。 (さすが香港ね~!)
こけた。
みんなでお出かけ中。。。
うゎ~! と姪っ子の声が。。。
そうです。 道端でこけたのです。
”ドジだな~。”と言いたいところですが、
ここ中国ではしょうがないかな。。。
だって、道路から鉄筋が飛び出てんだもん!
日本ではこんな危険な物が飛び出てたり、
落ちてたりはしないものですが、
中国では、
工事した人の忘れ物 とか
処理し忘れ物などなど
さらに無差別に捨てられるゴミの数々、
つまり道端には危険な物がいっぱいなのです。
私も昔シンセンで在職中夜遅くまで手当ての付かない
残業をした後、
真夜中の街燈もない帰り道で誰かが捨てたバナナの皮で
転んだ思い出があります。
→ひざを擦りむき血がにじんでた。。。
バカらしく、情けなく、最低な気持ちでした。
中国建設業界の人に一言!
”ちゃんと後始末してくれ~!”
値段交渉
私の妹は今回の旅行のため、
現地通貨をメインスポンサーである父からもらっていましたが、
当然目的は、、、 ”買い物”!
ここ中国での買い物の醍醐味は、やはり”値段交渉!”
店員が最初に言ってくる値段から何割割り引けるか??
が勝負のしどころ!
妹は、最初の言い値の半額以下くらいでバックなどを
購入しご機嫌!
子供たちも”ママは買い物上手!”なんて
褒め称えてウキウキの妹。
しかし、私は心の中で
”まだまだだな~、私の愛妻なんかすさまじいよ~”
すごいときは店員の言い値の10%くらいで買うときもある。
基本的に店員から”怒られる”くらいガンガン値引きします。
→”サービス心”を知らん中国ではよくこういうことが起こります。
そこで中国旅行初心者の方へアドバイス。
中国での買い物は、売る側の店員が怒ったり不快な態度に
なるくらいまで値引くのが基本です。
決して”日本と比較するとすごく安い!”くらいの値段で買わないこと。
→この状態ではたぶんお店の人は大儲けでしょう。
特に外国人観光客の多いエリアなどでは、
言い値の半額でもたっぷり利益が出ていると
想像できます。
(まー所得が違うから中国の商売人にとって
外国人はだましやすいのでしょう。。。)
中国旅行の感想
中国旅行を終えたメンバー全員に”今回の旅行の感想”を
聞いてみました。
甥&姪は、さすがに子供なだけあって言いたい放題だった。
二人して言ってたのは、
・道が悪い
(道で転んでたし。。。 中国では下向きに歩きましょう)
・くさい
(これはゴミによる悪臭とチキンなどの強いにおいによるものでしょう)
・ごみがいっぱい
(きれいな日本に住む子からすれば自然な意見だと思った)
・基本がなっていない
(この言葉にはまいった。 ありとあらゆる面で思うことでしょう)
ただ、こんな悪口ばかり言ってましたが、
”またシウモークァイ(愛犬)に会うためにシンセンに来る。”
と言ってました。
→妹家族はマンション住まいなので、子供達は犬に
ものすごく興味がありました。
さらに、日本では不可能と思われる体験
(9歳児の足マッサージや洗髪)など
中国の物価が安い事による恩恵も受ける事ができた。
などなど
→小学校の同級生の中で、”海外旅行に行った”
なんて声は聞こえてくるでしょうが、
”足マッサージした”なんて話をする9歳児は珍しいと思う。。。
嫌な経験もあったかもしれませんが、
子供たちにとって非常に貴重な海外旅行経験が
出来た思います。
最後に。。。
私の初笑い。 中国式ピザ??
これは先ほどの出来事!
今日の夕食は愛妻の手料理!
あ、ちなみに私は愛妻をニックネームで呼びます。
ズバリ 中国語で”面条(メンティァオ)”!!
※面条=中国のおそば(麺)のことです。
何で愛妻を”面条”と呼ぶかと言うと彼女は河南省出身
小麦が取れるエリアで、主食は”小麦”どころであるせいか、
お米でなくマントウ(肉まんの肉の入っていないもの)や
面条を食べます。
あまりに麺類が好きなので、愛妻を”面条”と呼んでいます。
話は変わりますが、今晩の夕食は、”ピザ”!
何でも愛妻がテレビの料理番組で”ピザ”の作り方を見て
さっそく作ってみたと言うのですが。。。
あはは、大爆笑!!
オーブンがあまりカリッと行かなかった。。。 おいしいかな~?
んんん?? 何これ??
ラーメン入れてみた
・・・
そうです。 愛妻特製の”ラーメン入りピザ!”
愛妻特製のラーメンピザ1
愛妻特製のラーメンピザ2(拡大写真)
愛妻は、”まずい!”と言ってましたが、
結構おいしかったですよ。
あなたもお一つどうぞ。
(いらないって。。。)
それでは次号をお楽しみに
(2020年加筆)
中国を知らない日本人の目線で中国を見た興味深い話でした。
ただ、この時代から現在はかなり変わっているので、
大前研一さんが”アジアのシリコンバレー”と呼ぶ
ここ現在のシンセンは、今の日本人にはどのように映るのでしょうね?