私個人的な感想ですが、香港映画が一番面白かったのは

1970年代~1990年代ではないでしょうか?

そこで、今回は”1981年の香港映画興行成績 Top 10”を

ご紹介します。

・日本で劇場公開されたもの

・日本ではビデオでしか公開されていないもの

・日本未公開のもの

といろいろありますが、香港映画が面白かった時代、

香港ではどの映画が特に人気があったのか?

紹介していきたいと思います。

1981年の香港映画興行成績Top10(中国語)

(中国標準語:普通話 での解説となります)

Top10~3位中の特記すべき映画

7位 【勇者無懼 (Dreadnaught) ツーフィンガー鷹】
予告

ジャッキー・チェンの初期カンフー映画からハリウッド映画で武術指導をこなすユエン・ウーピン監督

ユン・ピョウ、梁家仁(レオン・カーヤン)、袁信義(ユェン・シュン・イー)などが出演のカンフーもの

大御所の関徳興がウォンフェイフォン役で出演のもカンフー映画ファンからするとうれしいところ。

4位 【鬼馬智多星 All The Wrong Clues】 
予告

勢いのある当時新映画制作会社のシネマシティーが製作した

ツイ・ハーク監督 ジョージ・ラム、テディ・ロビン、カール・マッカなどが出演したコメディー映画

1981年の香港映画興行成績 Top3

3位 【敗家仔 (The Prodigal Son) ユン・ピョウ in ドラ息子カンフー】 

予告

1981年の香港映画興行成績 第3位に輝いたのは、

サモ・ハン・キン・ポー監督 ユン・ピョウ、サモ・ハン、ラム・チェンイン

悪役に日本ではあまり有名ではありませんがフランキー・チェンが出演した

ゴールデンハーベストが製作したカンフー映画

2位 【追女仔 Chasing Girls】

予告

1981年の香港映画興行成績 第2位に輝いたのは、

カール・マッカ監督、ディーン・セキ、エリック・ツアン、カール・マッカ

さらに友情出演として、サモ・ハン・キン・ポーが出演した 

シネマシティーが製作したコメディー映画

1位 【摩登保鑣 Security Unlimited 新Mr.Boo アヒルの警備保障】

予告

1981年の香港映画興行成績 第1位に輝いたのは、

マイケル・ホイ監督、マイケル・ホイ、サミュエル・ホイ、リッキー・ホイの

ホイ3兄弟が出演したゴールデンハーベスト製作のコメディー映画

1981年の香港映画興行成績の考察

やはり、香港でのホイ3兄弟の人気はものすごいですね!

翌年、翌々年など、今後もさらにホイ3兄弟。

特にサミュエル・ホイの【悪漢探偵】シリーズなどでその強さを

見せつけられる結果となります。

さらに、映画制作会社のシネマシティーの強さも目立ち始めたころと言えます。

そして内容的には、いまだにカンフー映画も強いです。

そんな1981年でした。