私個人的な感想ですが、香港映画が一番面白かったのは
1970年代～1990年代ではないでしょうか？
そこで、今回は”1978年の香港映画興行成績 Top 10”を
ご紹介します。
・日本で劇場公開されたもの
・日本ではビデオでしか公開されていないもの
・日本未公開のもの
といろいろありますが、香港映画が面白かった時代、
香港ではどの映画が特に人気があったのか？
紹介していきたいと思います。
1978年の香港映画興行成績Top10（中国語）
（中国標準語：普通話 での解説となります）
1978年 Top10中の特記すべき映画
10位 【中華丈夫 Heroes Of The East 少林寺VS忍者】
予告
リュー・チャーフィと倉田保昭が出演したショウ・ブラザーズ製作のカンフー映画。
ラウ・カーリョン監督、 リュー・チャーフィ、倉田保昭、水野結花、
ユエン・シャオティエン、ラウ・カーリョン出演
8位 【蛇形刁手 Snake in the Eagle’s Shadow スネ―キーモンキー蛇拳】
予告
ユエン・ウーピン初監督作品かつ初めてジャッキーがコミカルな要素を
出した記念すべきカンフー映画。
ユエン・ウーピン監督、 ジャッキー・チェン、ユエン・シャオティエン、
ウォン・チェンリー、ディーン・セキ出演
6位 【赞先生与找銭華 Warriors Two 燃えよデブゴン10 友情拳】
予告
ブルース・リーが学んだ『詠春拳』を取り扱ったカンフー映画。
サモ・ハン・キンポー監督・武術指導、 サモ・ハン・キンポー、カサノバ・ウォン、
ディーン・セキ、フォン・ハックオン、ラム・チェンイン出演
5位 【少林三十六房 The 36th Chamber of Shaolin 少林寺三十六房】
予告
クエンティン・タランティーノが大絶賛したショウ・ブラザーズ製作のカンフー映画。
ラウ・カーリョン監督、 リュー・チャーフィー、ロー・リエ、ワン・ユー、
ラウ・カーウィン出演
4位 【死亡遊戯 Game of Death 死亡遊戯】
予告
ブルース・リーがクライマックスのアクション・シーンのみを撮影後中断し
未完となったシーンに追加撮影して完成させた最後のブルース・リー作品。
ロバート・クローズ監督、 ブルース・リー、ギグ・ヤング、ディーン・ジャガー、
コリーン・キャンプ、ボブ・ウォール、カリーム・アブドゥル＝ジャバー出演
２位 【酔拳 Drunken Master ドランクモンキー酔拳】
予告
1978年の香港映画興行成績 第２位に輝いたのは、
前作【蛇拳】の姉妹編として製作された、実在した黄飛鴻（ウォン・フェイフォン）の
若い頃という設定のカンフー映画。
ユエン・ウーピン監督、 ジャッキー・チェン、ユエン・シャオティエン、
ウォン・チェンリー、ディーン・セキ出演
１位 【売身契 The Contract Mr.Boo!インベーダー作戦】
予告
1978年の香港映画興行成績 第１位に輝いたのは、
テレビ業界を舞台にしたホイ兄弟作品４作目のドタバタ・コメディー。
マイケル・ホイ監督・脚本、 マイケル・ホイ、サミュエル・ホイ、
リッキー・ホイ、エレン・リュウ出演
1978年の香港映画興行成績の考察
1年ぶりのホイ兄弟作品が１位となったホイ兄弟の強さが目立った年でした。
ホイ兄弟コメディー以外は、ジャッキー、サモハン、リュー・チャーフィーに
ブルース・リーの【死亡遊戯】など
カンフー映画の良作が際立った1978年でした。
