舐めたらあかん~舐めたらあかん~♪

中国に移り住んであと1ヶ月で満10年になります。

もう10年ですよ~、 すごいな~

ということで、ほとんど”外国に住んでいるんだ”と言う違和感を

ほとんど感じないようになってきてしまった今日この頃、

ガイドブックなどに

”中国では XXX なので ○○○ しないように。”

と書いてある内容のほとんどを平気でやってのける

いわば、”現地化”してしまった状態だと思います。

今では地下鉄やバスの中でガーガー寝ることも出来ます。 笑

昨日タクシーに乗るとき、運転手が乗車拒否をしようとしたので

キレそうになりました。

テコンドー6段の私のテコンドーの先生に褒められた

私の華麗な回し蹴りが炸裂しそうでした。

(あ、でもそれやったら”横山やすし”になっちゃう。 笑)

まー、結果凄みを利かせて”行け!”と言ったら

拒否せず目的地まで行ってくれましたが。。。

そんな普段の中国生活ですが、しかしある事件をきっかけに、

”あーここは中国、日本よりもずっと治安の悪い国!”

と言うことを再認識させられました。

ある休日の朝、私は気持ちよくグダグダベットで寝ていたのですが

愛妻の”早くドア開けて~!”の怒鳴り声で起こされました。

(非常に不愉快な寝起き。。。)

家のドアを空けると、非常にヒステリックな状態になっている愛妻と

乳母車に乗って何もわからずニコニコしている愛娘がいました。

そうです、朝いつものように井戸端会議に参加中、

乳母車に入れておいた妻の小さなバックが白昼堂々大勢の人が

集まるマンションの下のエリアで盗まれたのでした。

愛妻は、”何であんなに人が集まるところで盗むの?!”

と言ってましたが、、、

私から見ても愛妻は少し人を信じすぎだし、スキだらけです。

1ヶ月くらい前もスーパーで買い物中愛妻は財布をスラれました。

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でも、コレはすごいのですが、スラれてすぐ気が付いたため

容疑者を逮捕して財布を取り戻すことが出来たのです。

犯人は、二十歳くらいの容姿端麗な聾唖の女性でした。

(愛妻いわくかなり美人だし泥棒するとは思えない人だったとか)

彼女は常習犯であるが、盗む金額が小さいことと聾唖であることで

大きな罪に問われたことがなく常習犯になっているとの事。

見た目だけで人を信じてはいけませんね~

さて、今回の話に戻るのですが、

私は正直な話、

”妻も娘も無事で怪我ひとつしてないのだからOK”

と思っていましたが、妻はヒステリックになってました。

まず盗まれたものの確認とそれに対する対応を考えました。

1、家のドアの鍵

 →これはしょうがない、ドアの鍵を新しいものにつけ直す。

2、身分証明書(中国の)

 →再発行する。

3、現金(100元くらい)

 →残念でした。 ちーん

4、シンセン通(シンセンのパスモのようなカードです)

 →上記同様。 ちーん

くらいで、銀行カードなどは入っていなかったようです。

まず手始めに公安(警察)に行き、被害届を出すのですが、

公安1:”大丈夫、被害届なんか取らなくても!”

とのことです。

愛妻は、身分証明書を悪用してクレジットカードを発行したりすることが

あるということを知っていたので引き下がりませんでした。

態度も悪く、無責任な”公安1”と多少言い合いになったあと

あきらめて2人目の相手を探しました。

公安2:”はい、被害届ね、どこで取られたんですか。。。

    (など事情聴取スタート)”

日本では考えられないけど、警察が自分の気分次第で

被害届の記録をとったりとらなかったり・・・

中国の公務員は、最低な人が多いですので、ご注意を。

さらに知らなかったのですが、盗んだ身分証明書で

クレジットカードを発行できるそうです。

日本ならば盗難されたことを連絡すればその場で

失効するのですが、中国ではシステムがそこまで進んでいない?ようです。

被害届は被害届。

身分証明書の失効とはまったく関係ないそうです。

よって、盗難された身分証明書でも悪用可能だそうです。

それを防ぐための自己防衛の方法はただひとつ。

新聞に”私の身分証明書 ナンバーは・・・・は盗難されました”

という広告記事を載せて、悪用されたときにその記事を見せる必要が

あるとの事。

日本人の私からすると、ぜんぜん理解できないわけのわからん対処法です。

”変なの~”と思いつつも、”必要ならばやるしかないんじゃない?”

と言っておきました。

”知らない人は、泥棒と思え!”

もっと緊張感を持って生活しなさい!

そんな声が聞こえてきそうな事件でした。

さらに最近、近所の幼稚園の脇の側道で6歳の子がスクールバスに

ひき殺される事件も発生したばかり。

あと、高層マンションから包丁が降って来たなどなど

盗難以外にも気をつけなければならないなと思わさせられる事件が多発。

やはり慣れてきたけど、ここは中国。 気をつけなければなりませんね。

舐めたらあかん~舐めたらあかん~♪ 中国生活っと

今回は、中国の盗難事情とその対処法に関するお話でした。

おまけ

私の愛娘はもうじき9ヶ月になります。

ただ、最近下痢が続いてて困っていた中、

この前は発熱。

どうやら、歯が生える前の発熱? ではないかと

言われています。

そんな病気続きの愛娘ですが、なぜか元気に

でんでん太鼓をパンパン鳴らしてニコニコしてます。

うーん、やっぱり日本人じゃの~ 笑

(2020年加筆)

最近は私一人だし、スリに会うというようなことはなくなりました。

私から取ったらバレたら下手すると体のごつい私からドツかれる

可能性もあるしバレても大丈夫そうな人からスリも取るでしょうしね!

よって、男より若い女性とかの方が盗まれる可能性が高いように思います。

若い女性は気をつけてくださいね~