ロシア軍がウクライナ国境付近に軍隊を集結し、

北京オリンピック期間中または閉会後すぐに軍事侵攻するかも?

というウワサがありましたが、一部撤退したようです。

しかし、日本のニュースでは、アメリカよりの報道で

これはロシアの情報戦だ!と言ったりしていますが

中国でのニュースはどうでしょうか?

 

ロシア軍がウクライナ国境から撤退(現地中国のニュースより)

(ニュース記事の日本語翻訳)

(※中文原文の翻訳なので、翻訳ミスはお許しください。)

元記事
『大芝居で、プーチンはまたもや西側をひどくからかった。』(中国語)
(百度ニュース)

2022年2月16日のニュース

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事態は劇的な展開を迎えている。

米国によると、ロシアは今日ウクライナを攻撃するとのことだが、今のところ静かなようだ。

その代わり、ロシアは軍事演習の終了に伴い、南部と西部のロシア軍をロシアとウクライナの国境から

元の基地に撤退させると発表した。

問題の映像をご覧ください。演習場から降りてきた大量のロシア戦車が、鉄道で大量に撤収していく様子です。

もう戦わない?

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欧米の情報機関によれば、ロシアは15日に実行するはずだったのだが……。

先週金曜日の欧米諸国首脳による緊急首脳会議で、バイデン氏は代わりに、

ロシアが攻撃を開始する日は16日であることを告げた。

これは一般論ではなく、アメリカの大統領が言ったことです。

 

英国も同じ予測をしており、ウォレス国防長官は、ロシアがすでに「戦闘部隊の半分」を

ウクライナ国境付近やベラルーシに配備していることを明らかにした。

危うい状況になっているようです。

バイデン氏は、ウクライナにいるアメリカ人が逃げないなら、

ロシア軍が攻撃してきてもアメリカ軍が助けに来るとは思わないでください、と警告した。

その結果、外国人市民が大量にウクライナから逃げ出し、

多くのウクライナの富裕層が西側に殺到した。

そのため、ウクライナのゼレンスキー大統領は、早く戻って一緒に嵐を乗り切ろうと呼びかけているほどだ。

さらに、欧米の一部のメディアは、ロシアの攻撃的な姿勢をうまく描いている。

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1、ロシア軍がサイバー攻撃を仕掛け、ウクライナ国境で奇襲を行い、

混乱を招き、侵攻の口実を与える。

2、ベラルーシから攻撃を仕掛け、ウクライナの首都キエフを素早く占領し、

ウクライナの現政権を転覆させる。

3.南方のクリミアから上陸作戦を展開し、オデッサ方面に兵力を誘導し、

ウクライナ軍を分断・包囲する。

4.東方から地上攻撃を開始し、多くの戦略的都市を迅速に占領し、

ロシア軍の進入を容易にする。

5.東から電撃戦を仕掛け、ドニエプル川に侵入し、主要都市、発電所、軍事基地を攻撃する。

 

準備すべきものはすべて用意され、ロシアの動きを待っていたのだ。

しかし、結局、前が静かに明けて、すべてが静かになった。

ロシアは困惑しているようだった。

 

2月12日にフランスのエマニュエル・マクロン大統領から電話があったとき、

プーチンは、ロシアのウクライナ侵攻が迫っているという疑惑は

「挑発的な憶測」であると嘆いた。

 

マクロンの電話会談の後、バイデンとの電話会談で、プーチンも、

なぜ米国側がロシアのウクライナ「侵略」計画について意図的にメディアに偽情報を

リークするのかと疑問を呈した・・・・・。

 

バイデンがどう説明したかは知らないが。

 

しかし、ロシアはアメリカの頼りなさを痛感させられた。

大事な日が来て、ロシアは戦うどころか、軍隊を撤退させてしまったのだ。

これを見た欧米諸国は多かれ少なかれ大きな安堵のため息をついた。

同時に欧米の株式市場は高騰し、NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長も

態度を変え、「慎重に楽観視している」と述べた。

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どうなっているんだ?

 

いくつかの可能性を否定することはできない。

まず、欧米が虚偽の情報を流したこと。

 

バイデンがわざとやったのではと疑う人も多い。

よく言えば、偽の情報を流すことで、ロシアの確立された計画を台無しにしているのです。

とにかく、今回の”洗衣粉事件”(※)は、アメリカの情報戦の強さと底力を存分に見せつけた。

 

※ 洗衣粉事件

2003年2月5日、ブッシュ米政府のパウエル国務長官が国連安全保障理事会で

白い粉末を入れた試験管を取り出し、イラクが大量破壊化学兵器を

作った証拠として有名になった。

この偽装事件は後に「洗衣粉事件(洗濯洗剤の事件)」と呼ばれた。

 

とにかく、アメリカは厚顔無恥である限り、必ず説明がつく。

もしロシアが本当に攻撃したのなら、アメリカの情報は正確です。

もしロシアが攻撃しなかったのなら、ほら、アメリカが強い圧力をかけたので、

ロシアは軽率な行動をとる勇気がなかったのでしょう。

 

第二に、欧米が本物のインテリジェンスを公開したことである。

諜報も、結局、頬が厚くても、信用を大きく毀損し、しかも、一国以上の小集団を翻弄して、

真実なのかもしれない。

少なくともこれまでのところ、ロシアはそれが軍隊を撤退させたことを発表した場合でも、

米国はまだロシア軍の多くはまだ先にあることを、手放すしていない、

離れてタンクから電車、分も戻って出荷することができ、ロシアは煙幕を作成して、

まだいつでも攻撃を開始することができます。

 

第三に、プーチンはアメリカと激しくやりあっている。

その可能性はあるのでしょうか?

今でもあると思います。

昨年、ロシアもウクライナを攻撃するポーズで兵力を押し付け、西側諸国がいろいろと不安になり、

バイデンもジュネーブでプーチンと緊急会談し、その後ロシアは兵力を引き揚げたと記憶しています。

1年が経ち、今度は状況がさらに緊迫してきた。

しかし、ウクライナを攻撃することは、本当にロシアの利益になるのでしょうか?

とにかく、ロシアは戦争を起こしたくない、挑発行為を行っているのは

ウクライナとウクライナの背後にいるアメリカやNATOだと繰り返し発言しているのです。

その時、私は、プーチンは極端な圧力をかけることで、少し西側諸国を翻弄しているだけではないか、

という考えを持ちました。

ロシア軍がX日のX時に攻撃を開始するという重要な電報を米国に傍受させるなど、

何らかの偽情報を流す主導権も排除できない・・・・・

欧米は思いっきり神経質になっているので、必死で外交を始め、あらゆる電話やプーチンとの直接会談、

そんなことはできないだろう。

一方、プーチンは、このシーンをどう演じるか見ものだ・・・と、密かに嘲笑していた。

もちろん、これはあくまで推測の域を出ない。

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しかし、ウクライナをNATOに認めず、ウクライナにある米国の攻撃兵器を戦わずに撤退させることで、

欧米に譲歩を迫ることがプーチンの狙いであるはずだ。

少なくともこれまでのところ、このゲームの結果は、非常に劇的で突然のロシア軍の撤退であり、

西側諸国は今年最大の失態を犯すことになったのである。

 

外交的勝利という言い方もできるが、具体的な日付が来て、ロシアが本当に攻勢を

かけたわけではないのだから、やはり平手打ちの効果は大きいのである。

ロシア外務省のザハロワ報道官は、

「2022年2月15日は、西側の戦争プロパガンダが失敗した日として歴史に刻まれるだろう」と揶揄したのだ。

ロシアが一発も撃つことなく、(彼らは)屈辱を味わい、破壊されたのだ」。

アメリカよ、あなたが正確に予測した戦争はどこにあるのですか?

オオカミ、オオカミと叫びすぎた結果、いつかオオカミがやってきて本当に戦ったとしても、

アメリカ人の信用、かなり失墜しています。

地政学的な先生であるプーチンを前にして、こういう小さなゲームをするバイデンは、

まだ本当に若いのかもしれない。

 

この記事に対する中国人のコメント

(ここから)

1,ベラルーシ大統領は、軍事演習の準備のずっと前から、演習後は軍隊は元の位置に戻ると言っていた。

聞いた人は聞いた。 そうでない人は、聞こえなかったかもしれない。

2,戦わないっていうのは、いいことだと思いませんか?

3,アメリカは経済的に武器取引が盛んで、世界中で戦争をして、他国の国難を利用して儲けたいのだろう。

4,ロシアが16日の作戦を意図的にリークし、アメリカがそれに引っかかった~!

16日は攻撃ではなく、撤退だ

5,戦えるはずもなく、もし戦えたとしても、可能な限りのファンファーレもなく、

電撃戦になっていただろう。

6,あるいは、狼の遊びだったのかもしれない。結局のところ、戦争は常に見せかけで、

戦争で最大の勝利を収めるためには、常に奇襲が必要なのである

7,アメリカの政治家の言うことは信用するな

8,アメリカ……16日になっても戦わないぞ! 恥を知れ!

9,ウクライナはNATOに加盟しないことを約束するのですか? ちょうどその逆ですよね?

(ここまで)

記事の感想と考察

日本ではこの”ロシア軍のウクライナ撤退”のニュースを主にどのように報道しているでしょうか?

このニュースを見る限り中国では、”西側のフェイクニュース”と完全にコケにしてますね。

アメリカ側でもやはりロシアとの戦争は望んでいないと思うし、

アメリカがウクライナをNATOに入れたり、軍備増強させることを狙って

恐怖をあおったのだと思います。

”洗衣粉事件”の記載はニュースの原文にはありませんが、私が追記しました。

中国人のコメントにもあるように、日本ではあまりしっかり報道していませんが、

アメリカは戦争で使う武器を輸出して儲けているので、ある意味、”戦争大賛成!”と

考える人が一部います。

今回の件も、西側が流したフェイクニュースなのか?

それともロシアの作戦でこの後戦争が起こるのか?

注目する必要がありますね。

今回は、現地中国のニュースに見るロシア軍のウクライナ撤退に関するお話でしたとさ

 

おまけ(勘弁してくれゼロコロナ政策!)

中国のゼロコロナ政策。。。 本当に勘弁してほしいです。

中国国民に度重なるPCR検査を受けさせ、

たかが一人風邪(コロナ)を引いただけで、その人が住む村をロックダウンし

その村の人全員に迷惑をかける。。。

こんなのいつまで続ける気なんだろうか?

中国語的表現をすると、”食べすぎじゃない?”と言いたくなります。

早く政策を切り替えてほしいものです。