私個人的な感想ですが、香港映画が一番面白かったのは
1970年代~1990年代ではないでしょうか?
そこで、今回は”1975年 / 1976年の香港映画興行成績 Top 10”を
ご紹介します。
・日本で劇場公開されたもの
・日本ではビデオでしか公開されていないもの
・日本未公開のもの
といろいろありますが、香港映画が面白かった時代、
香港ではどの映画が特に人気があったのか?
紹介していきたいと思います。
目次
1975年の香港映画興行成績Top10(中国語)
(中国標準語:普通話 での解説となります)
1975年 Top10中の特記すべき映画
7位 【神打 The Spiritual Boxer マジッククンフー神打拳】
予告
ラウ・カーリョン初監督作品となるカンフーアクション。
ラウ・カーリョン監督。 ワン・ユー、リン・チェンチー、
シー・チュンティエン、ティ・ロン出演
3位 【傾国傾城 The Empress Dowager】
予告
当時のヒットメーカー”ティ・ロン+デビッド・チャン”コンビで
かつリー・ハンシャン監督初の時代劇。
リー・ハンシャン監督。 ティ・ロン、デビッド・チャン出演
1位 【天才与白痴 The Last Message Mr.Boo!天才とおバカ】
予告
1975年の香港映画興行成績 第1位に輝いたのは、
精神病院を舞台にしたホイ兄弟作品第2弾のドタバタコメディー。
残念ながら精神病患者のストーリーのため、日本では劇場未公開の作品。
マイケル・ホイ監督・脚本、 マイケル・ホイ、サミュエル・ホイ、
リッキー・ホイ、ロイ・チャオ、ディーン・セキ出演
1976年の香港映画興行成績Top10(中国語)
(中国標準語:普通話 での解説となります)
1976年 Top10中の特記すべき映画
10位 【陸阿采与黄飛鴻 Challenge of the Masters ワンス・アポン・ア・タイム 英雄少林拳】
予告
リュー・チャーフィー初出演の作品で、伝説の武術家
”黄飛鴻(ウォン・フェイフォン)”を扱ったカンフー映画。
ラウ・カーリョン監督・武術指導、 チェン・カンタイ、リュー・チャーフィー、
ラウ・カーリョン、リリー・リー、ラウ・カーウィン、リッキー・ホイ出演
1位 【半斤八両 The Private Eyes Mr.Boo!ミスター・ブー】
予告
1976年の香港映画興行成績 第1位に輝いたのは、
私立探偵の活躍を描いたホイ兄弟作品第3弾のドタバタコメディー。
マイケル・ホイ監督・脚本、 マイケル・ホイ、サミュエル・ホイ、
リッキー・ホイ、アンジー・チュウ、シー・キエン、リチャード・ン出演
1975年 / 1976年の香港映画興行成績の考察
1975年と1976年は両方ともホイ兄弟作品が1位を独占した年でした。
これで1974年から3年連続でホイ兄弟作品が1位を独占し
製作した作品がすべて1位を独占するという
ホイ兄弟コメディーが天下を取っていた時代を物語っております。
そんな1975年と1976年でした。