私個人的な感想ですが、香港映画が一番面白かったのは

1970年代～1990年代ではないでしょうか？

そこで、今回は”1971年 / 1972年の香港映画興行成績 Top 10”を

ご紹介します。

・日本で劇場公開されたもの

・日本ではビデオでしか公開されていないもの

・日本未公開のもの

といろいろありますが、香港映画が面白かった時代、

香港ではどの映画が特に人気があったのか？

紹介していきたいと思います。

1971年の香港映画興行成績Top10（中国語）

（中国標準語：普通話　での解説となります）

1971年 Top10中の特記すべき映画

8位　【双侠　The Deadly Duo 復讐武侠客】

予告

当時のヒットメーカー”ティ・ロン＋デビッド・チャン”コンビのカンフー映画。

チャン・チェ 監督。　デビッド・チャン、ティ・ロン、クー・フェン出演

3位　【新獨臂刀 The New One-Armed Swordsman　新・片腕必殺剣】

予告

当時のヒットメーカー”ティ・ロン＋デビッド・チャン”コンビの

片腕ドラゴンシリーズ番外編的なカンフー映画。

チャン・チェ 監督。　デビッド・チャン、ティ・ロン、クー・フェン出演

1位　【唐山大兄 The Big Boss ドラゴン危機一発】

予告

1971年の香港映画興行成績 第１位に輝いたのは、

タイを舞台に麻薬組織に復讐を挑む、ブルース・リーのカンフー映画第一作目。

ロー・ウェイ監督、　ブルース・リー、ジェームス・ティエン、マリア・イー、

ハン・インチェ出演

1972年の香港映画興行成績Top10（中国語）

（中国標準語：普通話　での解説となります）

1972年 Top10中の特記すべき映画

3位　【大軍閾　The Warlord】

映画紹介

ショウブラザーズ製作マイケル・ホイの映画デビュー作となったコメディー映画。

リー・ハンシャン監督。　マイケル・ホイ、リリー・ホー、フー・チン出演

2位　【精武門 Fist Of Fury ドラゴン怒りの鉄拳】

予告

２０世紀初頭の上海を舞台に師匠の死の真相を暴き復讐に燃える、

ブルース・リーのカンフー映画第２作目。

ロー・ウェイ監督、　ブルース・リー、ノラ・ミャオ、ティエン・フォン、

橋本力、ボブ・ベイカー出演

1位　【猛龍過江 The Way of the Dragon ドラゴンへの道】

予告

1972年の香港映画興行成績 第１位に輝いたのは、

ブルース・リーが設立したコンコルド・プロダクションの第一回作品。

香港映画では初めてローマ・ロケを敢行したカンフー映画。

ブルース・リー監督・脚本・武術指導、　ブルース・リー、ノラ・ミャオ、

ユニコーン・チャン、トニー・リュウ、チャック・ノリス、ボブ・ウォール、

ウォン・インシック出演

1971年 / 1972年の香港映画興行成績の考察

1971年はトップ５の内２～５位を”ティ・ロン＋デビッド・チャン”コンビが

占めるが堂々の１位をブルース・リーのカンフー映画初出演作品

【ドラゴン危機一発】が獲得した。

さらに翌年1972年も１位、２位をブルース・リー出演作が占め

ブルース・リー出演作全てが香港映画の上位を独占するという

香港映画＝ブルース・リーのカンフーものという時代を築いた、

そんな1971年と1972年でした。