中国赴任中または中国出張中に、病気や怪我をした場合

当然異国の地なので不安になると思います。

今回は、海外保険にについて説明いたします。

中国の医療事情について(海外医療保険/医療通訳の活用)

特に中国の大きな都市は、外国人専用の外来を持つ総合病院や

外資系クリニックがあり、日本での医療経験を持つ中国人医師や

時には日本人医師がいる場合もあります。

そしてその医療レベルや処方される薬も日本とほぼ同等レベルなので

安心です。

さらにそれらのクリニックが日本語対応できる場合もあれば

通訳サービスなどもあるため、

ほぼ日本で医者にかかるのと同じような環境があります。

しかし、それらのVIP待遇のクリニックや病院の医療費は

非常に高額ですが、普通は海外保険が使えるので問題はありません。

ただ問題は歯科だと思います。

多くの海外保険では歯科は対象外です。

上記のような日本語の通じる医師によるVIP待遇な歯科もありますが、

保険が適用外であれば、かなり高額な治療費を請求されます。

また、海外保険の種類によっては、

高血圧や痛風などの慢性疾患が保険の対象外になる場合もありますので、

特に持病がある方は、確認しておく必要があります。

よって、現地の医療に関して会社に確認すべきことは

・どのような海外保険に入っているか?

(慢性疾患、歯科治療が対象外かどうか?の確認)

・通訳サービスなどにも加入しているかどうか?

・(家族同伴の場合)保険は家族の分も加入してもらえるか?

は確認しておく必要があります。

上記のような詳細部分を確認する必要はありますが

基本的に

・医療レベルは日本とほぼ同等レベル

・日本語の通じる語学環境

があるため、病気や怪我をしても心配する必要はありません。

ちなみに、中国で一番有名な医療通訳サービスは、

『Wellbe(ウェルビー)』です。

基本的に、普通の日系企業であれば加入している場合がほとんどですので、

ご安心ください。

メンタルについて(ストレス対策とカウンセリング活用)

けがや病気に関しては、海外保険や医療通訳などのサービスを使えば

問題なく解決します。

しかし、その他現代では、うつ病などの”メンタル”の問題も

カバーしなければなりません。

まずは日々の仕事や人間関係でストレスをため込まないために、

・仕事とプライベートのON/OFFを普段の生活で意識すること

・まじめに考えすぎないこと

・職場以外の知り合いを作り余暇の時間を楽しむこと

参考記事

【赴任生活の余暇充実方法】

これらを意識していってください。

しかし、もし一人で対応しきれそうにない場合は、

プロのカウンセラーに相談ができる

オンライン心理カウンセリングサービスを使うのもお勧めします。

仕事・職場・対人関係に関するこころの悩みには、

オンラインカウンセリングの【mezzanine(メザニン)】

なども検討してみてください。