災い転じて福となす

日本のことわざですが、ものすごくそう思います。

私もよく、ミスや失敗をしてしまい

落ち込むことはよくありますが、

本当は落ち込んでいる暇なんてありません!

ミスや失敗 →(ちゃんと対応すれば)挽回するためのチャンス!

という事って、いろいろな場面でありますよね。

例えば、買った電化製品が壊れたとき、

“あなたの使い方が悪いからでしょ!“

と問題を客のせいにするような

お店だと、今後はその店から買いたくなくなります。

(中国では、こういう店結構多いです。)

しかしその逆で客に優しく接してきて、マメに

“いつ直る”と電話してくるお店だと、

“壊れたときも安心!”

みたいに思って、次からその店で電化製品を買うようになる

と言った感じに問題が起こった後の対処法で

良い印象を与える場合と悪い印象を与える場合があります。

つまり、災いを福にしてしまう。

失敗やミスは汚名挽回の大チャンスなわけです!

落ち込んでいる暇なんてありません!

あなたが、失敗やミスをしたとき、

どう対処して、汚名挽回するか?

と言う視点で考えると、失敗もワクワクできるかも??

このお話が、何かの参考になれば幸いです。

中国の経済発展のすごさ!

最近の話なのですが、

一人の私の部下が会社と再契約を結ぶ時期になりました。

しかし、彼女は、”再契約しない、会社を辞める!”

と言い出してきました。

当然私は、上司として彼女がどうして再契約しないか?

つまりなぜ会社を辞めるのか?

理由を聞き込まなければならないのですが

理由を聞いて、はっとしました。

彼女が辞める理由は、

”このままここシンセンで働き続けても生活は一向によくならない!”

”故郷に帰ってゆっくりしたい!”

と言うものでした。

彼女は、離婚もしたし、病気にもなったし、ということで

精神的にも、肉体的にも、シンセンでの生活が疲れてしまったのです。

ここで、少し説明ですが、シンセンは中国の中でも出稼ぎ先になる大都市。

広東省で2番目に大きな都市です。

中国の経済発展をリードしてきた都市なので、

高層ビルがバンバン立ち並び、道はしょっちゅう渋滞!

当然、田舎とシンセンとではまったく違います。

(話を戻して。。。)

彼女の言い分としては、

彼女が勤め始めた6年前と今とでは給料は2倍になった。

(日本じゃ考えられませんが。。。)

しかし、家賃や物価も2倍またはそれ以上になっている。

だから、給料は上がっても生活は一向によくならない!

と言うわけなのです。

中国の時代変化,中国の経済発展,中国おもしろ珍道中

これを聞いて、びっくりしたのですが、まさにその通りです。

私が、中国で働き始めた頃(10年以上前)、

ワーカーたちの給料は、がっつり残業して日本円で約1万円くらいでした。

なので当時、”私の給料は大体ワーカー20人分の給料!”

なんて言って、日本から来る両親や友達たちをびっくりさせていました。

しかし、額面ではその頃よりもらう額は増えましたが、

今だとワーカーの。。。何人分の給料だ? とほほ

私の父が”日本の高度経済成長の時代は。。。”

の。。。の部分とまったく同じ現象が、ここ中国で今起こっています。

父が大学卒業したての時は、ラーメン1杯 何十円

→今では何百円~1000円くらいなので、

物価が10倍以上上がったことになります。

(その分、給料も上がっていますが。。。)

まさに今の中国と同じですね。

よく言うことですが、昔の高度成長期の日本のことを知れば、

中国の未来に何が起こるか、予想できそうですね。

今回は、部下の辞職に思う中国の経済発展に関するお話でしたとさ

おまけ(安物はあかんわ!)

安物はあかん!!

私は焼く2ヶ月前安い中国ブランドのノートパソコンを

買いました。

しかし、すでに修理依頼2回目です。

あーん、こんなに苦労するくらいなら

もう少しお金出して、いいもの買えばよかった!!

やっぱり高品質は、Made in Japan かな?