少し時間が空いてしまいましたが、6月の中国“端午節”に有給休暇を合わせて、

日本へ1週間一時帰国していました。

そこでの出来事や考えたことをお話ししたいと思います。

日本は全国バーゲンセール中!

日本にずっと住んでいるとわからない事だと思いますが、

海外から日本へ来ると“日本は安いな~”と思うことがしばしばあります。

そう思う主な理由は、

・円安であること!

・“失われた30年“と呼ばれほとんど物価が上がっていないこと。

この2つが大きな理由です。

日本に住んでいると“物価が上がってない?” そんなことはない!!

円安のせいで輸入品の値段が上がっている!

と言いたくなるでしょうが、日本の物価上昇なんて

他国と比較すると“ほぼ上昇していないに等しいレベル”です。

20年前に海外旅行すると、アジア諸国の全てが安く感じましたが、

現在はどうでしょうか??

“日本と大して変わりない“ とか “日本より高い!“

などと思う事が少なくないと思います

考えてみれば、私が現在住んでいるシンセンに私が来た時(20年前)は、

最低賃金が 500元くらいでした。

でも20年後の現在では最低賃金が2360元です。

つまり、最低賃金が5倍近く上昇しています。

物価は、賃金以上に上昇しているので、どのくらいでしょうか?

20年で5倍物価が上昇している中国から

20年でほぼ物価が変わらない日本へ行ったら、

当然すべてのものが安いと感じるのは当たり前ですね。

でも、これが不思議な感覚なんです。

日本滞在中、奥さんと二人で江の島~鎌倉 の日帰り旅行をしました。

現地のおいしいものを食べよう! という事で

江の島で刺身や海鮮の定食を食べたのですが、

ざっくり3000円弱位しました。

(注文した刺身定食)

日本の感覚だと、1人1食3000円~ ぜいたくだな~

と思いますが、3000円→約150元 と考えると

これだけ新鮮な海鮮の定食が150元! 安い!!

と思ってしまうのです。

私にとって、日本円の感覚は、日本を離れる前の20年前の感覚と同じ

しかし、人民元は現在住んでいる中国の感覚なので、

お金の価値が狂っているのです。

特に私が日本に住んでいた頃は貧乏だったから

1000円! と聞くと、まあまあな金額。

という感覚がありますが、

50元(約1000円)!と聞くと、“何もできない小さなお金”

という感覚があります。

よって、日本円で聞くと安いとは思わないのですが、

人民元換算すると、大半のものが安く感じます。

これは、外国から日本に来る人々にとって共通の感覚だと思うので、

外国人からすると、“日本は全国バーゲンセール中!”ということになります。

この円安というのは、“観光大国・日本”になる大きなチャンスだと思いました。

このメリットをフル活用して、日本の大復活につなげられたらいいと思います。

東京ディズニーランドは値上げ! それでも安い!!

上記の続きのようなお話ですが、

私が日本滞在中、次女が平日に振替休日があったので、

次女の要望で、パパとデート in ディズニーシー!

という事になりました。

しかーし!

入場料 大人 8400円 小人 5000円 !!

正直、“えー!こんなに高かったっけ??”と思いました。

しかし、愛妻からは、

“あなたたちラッキーよ! 値上げ前に行けたんだから!!”

と意外な一言!

ディズニーランド及びディズニーシーの入場料は1万円にまで値上がりするとのこと!

ものすごく衝撃でした。

日本のディズニーもそんなに値上げしたのか~

と思いましたが、別の視点で物を考えてみました。

東京ディズニーランドのご近所さん。

香港と上海にもディズニーランドがあるので値段を確認してみたら。。。

【香港ディズニーランド】

大人 639 香港ドル → 11802円

小人 475 香港ドル → 8773円

(※ レートは、1香港ドル=18.47円で計算)

【上海ディズニーランド】

大人 659 人民元 → 13153円

小人 479 人民元 → 9560円

(※ レートは、1人民元=19.96円で計算)

つまり、東京ディズニーランドは、値上げしても

香港や上海のディズニーランドより安いのです!

それも、この3つのディズニーランドの中で東京ディズニーランドが

一番歴史が長く、サービスなど香港や上海より上だと思いますが、

それでも値上げしても一番安いのです。

日本では、“1万円なんて高すぎる!!”と言われているかもしれませんが、

香港や上海と比較すると値上げしてもまだ安いのです!

外国人からしたら、値上げしても東京ディズニーランドもバーゲンセール!

ということになりますね。

ディズニシーを満喫した次女

制服の可愛さはとても重要!

次女とディズニーシー

愛妻と江の島~鎌倉日帰り旅行

それ以外にもいろいろな事をしましたが、

長女の学校主催の“進学説明会”に参加するのと志望校に一緒に行ってみたりと

受験生になった長女との時間も過ごしました。

長女の学力で行けそうな公立高校と私立高校を受験することになると思うのですが、

私立高校ならば、滑り止めやちょっとチャレンジした学校など

受験日さえ重ならなければ、いろいろと受験できるので

情報収集をして志望校を絞っておりますが、

長女は、絵を書くのが好きなので、“美術部のレベルの高い高校がいい!”

愛妻は、私立高校入学でも今は政府の補助があるので

“ボロい公立高校より、私立のほうがいい!”

などと意見の不一致があるのですが、最終的に志望校選びで出てきたのは、

“あー、この高校の制服かわいい~” といった

“制服の可愛さ“も志望校選びの重要な要因になってました。とほほ

私としては、“制服の可愛さなんて、どうでもいいでしょ~!”

と思っていましたが、私の考えは古いのか?

高校のホームページ(私の時代にそんなものはなかったな。。。)を見ると

必ず、どんな制服か?を紹介するページがありました。

つまり、現在では学校側も“制服の可愛さ”をアピールポイントにしている

ということになります。

はぁ~、どうなることやら。。。 ジェネレーションギャップです。。。

今回は、日本一時帰国で思った日本が安い!+日本の思い出話に関するお話でしたとさ

おまけ(現金ね。。。)

ある日、娘とビデオチャットをしている時のことです。

横から妻が、”最近どう?”と聞いてきました。

”普通だけど、どうして?”と聞くと、

”いろいろと悩んでいるんじゃないのかと思って。。。” とのこと

”え? なんで?”と聞くと。。。

”私の誕生日プレゼントに何を買おうか悩んでいるのかと思った”だって。。。

そうです日曜日が、私の愛妻の誕生日なのです。

”何か欲しいものがある?(プレゼントに何が欲しいの?)”と聞いたら

”現金でいい! 後で私が選ぶ!”とのこと

確かに現金はもらってうれしいかもしれないけど、なんか味気ないな~ 悲