微妙な台湾人の存在 in China

最近、仕事である台湾系メーカーに出張するのですが、

私の出張にいつも対応してくれる台湾人の高級経理さんが

”すんまへん! 1週間工場を留守にしますぅ~”

とのこと。

”え~そんな~、XXXも終わってないし、△△△も終わってないし、

まずいよ!  しかし、なんで留守にするの?”

と問いかけたところ

”だってパスポートの有効期限が切れるんだからしかたがない。

台湾に戻らないといけない。”

という回答でした。

何??

というのが普通の日本人の反応だと思います。

仮に私(日本人)のパスポートの有効期限が迫った来たら

私の住むシンセンから一番最寄の広州にある

日本の領事館に行って手続きさえすれば、

日本に帰国せずともまた新しいパスポートを発行してもらえます。

(ま~当たり前なんですが。。。)

しかし、台湾人の場合はそうは行かないわけです。

台湾,台湾人,中国おもしろ珍道中

普段の中国の生活では、

台湾人-大陸人は、考え方や環境、文化も違うし

”外国人”という感じがあるまま接するのですが、

中国(大陸)的には、

”台湾は中国の一部じゃい!”

というのを今回の一件でまた改めて認識させられました。

台湾が”別の国”と認識されているのであれば、

大陸内に大使館や領事館があるのが普通ですが、

当然”別の国”でなく”国の一部”

と認識されているのであれば、

確かに大使館や領事館があるのはおかしな話です。

日本で例えるならば、

東京に”北海道”の領事館がある。

みたいな感覚なのでしょうね。

パスポート再発行したいなら、地元・北海道に戻って再発行せい!

という事なのでしょう。

大陸のイミグレーションでは、

・中国居民

・外国人

・香港人・マカオ人

・台湾同胞

みたいにレーンが別になっていて外国人扱いっぽい瞬間もあるのですが、

中国的には、”ちょっと特別扱いしてるけど、中国の一部!”

と言う認識なんでしょうね。

※時折”外国人レーン”に並ぶ中国人もいるのであまり区別してないのかな? あはは

昔、愛妻&私で昔の台湾人の友達に会って食事をしたとき、

私の愛妻が、台湾人の親友のパスポートの

”中華民国”

と書かれたパスポートをものめずらしそうに見ていたのを思い出しました。

愛妻的には、

”何で同じ中国なのに持ってるパスポートが違うんじゃい!”

という事だったのでしょうね。

まー、私ら部外者(日本人)が中国国内のことをとやかく語るのは

よくないことだと思いますが、

今回の一件で”台湾は中国のもの!”というのを再認識させられました。

今まで、激務だったのでその高級経理さんには

台湾への一時帰国時は、ゆっくり休み

家庭サービスに専念してもらいたいものです。

でも、その後大陸に戻ったら、私から

嵐のようにいろんな事を要求する予定ですが。。。 いひひ

今回は、大陸在住台湾人の微妙な存在感に関するお話でしたとさ

おまけ(頼む、目をつぶってくれ~)

平日の夜、いつも思うことがあります。

”頼む、目をつぶってくれ~”

そうです。

夜の23~1時など遅い時間。

我が家の次女(3ヶ月強)は、

真夜中でも、クリクリおめめをパッチリ開けています。

昼間、2児の世話でくたびれ果てる愛妻は、

夜はぴくりとも動かずガーガー寝ます。

消去法で行くと、私が次女を夜寝かしつけなければなりません。

ほっぺがぷっくり

くりくりおめめ!

そんな状態で

ニッコリと微笑む次女

次女も長女同様、すごくかわいいのですが

特に0時を過ぎてもニッコリされると

”頼む、目をつぶってくれ~! 寝てくれ~!”

と願うようになります。

長女が小さい時は、夜ぐっすり寝る子だったので

あまり苦労しなかったのですが、次女は違います。

はぁ~、子育てって大変ですね~。

自分が親になってわかる

自分の親への感謝の気持ち。

そんな今日この頃です。