ヤムチャでハッピーバースデー

私の愛娘も1歳2ヶ月になりました。

そこで、バースデーパーティーです。

(おいおい、遅すぎるだろ!)

→いいんです。 そんな細かいこと気にしない! 笑

誕生日会は、河南省ですでに愛妻の親戚一同と

開いたのですが、

今日のは、愛妻の近所の仲良し奥様連中との間で

開く誕生日会です。

まー、その他の奥様連中の子供が誕生日の時、

私たちも招待されてる(タダで飲み食い)ので、

今回は、そのお返し的な誕生日会でした。

他の子供の誕生日会は、

マクドナルドやケンタッキーなどで開く会で

日本から見ても比較的オーソドックスな

誕生日会でした。

我が家のも同じようでよかったのですが、

愛妻のアイデアで飲茶(ヤムチャ)になりました。

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点心につつまれた中華風な誕生日会~!

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店にある魚、貝、エビなどの海鮮の水槽を見て興味津々な愛娘

お~ ロミオ~ロミオ~ in とある中国の食堂

日本ではよく”セルフサービス”と言う言葉を聞くし

日本人ならほとんどの人がセルフサービスとは何かが

分かると思いますが、ここ中国では。。。

中国のマクドナルドやケンタッキーに行った事のある

人なら分かると思いますが、

セルフサービスの”セ”の字も理解できない国民だ

と言うことがわかります。

”片付けたら掃除おばさんの仕事がなくなっちゃうでしょ”

と言わんばかりの発想なのです。

だから、マクドでも食べ終わったら食べ散らかしたまま

席を立つのが常識となっています。

(日本の常識と正反対ですね)

この考え方はマクドだけでなくあらゆる場面で

”ゴミは散らかしたままで片付けない物”と

言う発想なのです。

昔の香港人の恋人に聞いたのですが、

すごいですよ。

香港の学校では、

理科の実験とかでカエルを解剖しても

終わったら死骸を片付けないで放置して

授業を終わるそうです。

つまり、掃除は掃除のおばさんの仕事!ってことです。

す、っすごすぎる。。。 

日本人には到底理解できない。

そんな環境なので、セルフサービスしてくれ!

と言ったところで誰も聞くはずがありません。

それに関連したお話をしますね。

(登場人物)

ロミオ:    私

ジュリエット: 食堂の片づけをするおばちゃん

  (たぶん年は若く言っても40代後半。。。)

私の勤める会社のエリアは、

その他の会社が多く集まっているエリアで

その一角にそれらの会社の従業員の

食をまかなう食堂があります。

(数百人を収容できるくらいのスペースです。
 
 大きいでしょ)

その食堂は、いろいろな会社からの従業員が

来ているのでさまざまな人たちが集まります。

ただ、私のような外国人は、ほんの一握りです。

その食堂内には、

”食べ終わったら回収エリアへ”という表示があり、

つまりセルフサービスなのですが、

このセルフの”セ”の字も知らない人たちの集まり。

大体、7割くらいの人は、

食べたらそのまま食器を放置します。

そして残りの3割くらいの人が、

回収エリアへ食器を持っていきます。

まーそんな感じなので、

当然片づけをするおばちゃんが何人もいます。

お育ちのよいロミオは、

食器を机に放置などできず、

必ず食器回収エリアへ食器を持っていきます。

さらには、その回収エリアは、

1、残飯を大きな樽に捨てる

2、箸、プレート、おわんを別の場所に重ねる

という分別をしなければならないようになっています。

3割くらいの人は、

その食器回収エリアに食器を持ってくるだけで

おしまいですが、

その中でも他とは違う育ちのよいロミオは、

プレート上に残った残飯を飲み残したスープで

さっと流し、残飯は残飯入れに

きれいになったプレートとおわん、お箸は、

それぞれの置き場へ。。。

と、非常に片付けおばさんが助かるように

片付けるのですが、

そんな事をする人は、

何百人もいる食堂利用客の中でも珍しいらしく

その様子を見ていたジュリエットは

”まー、ステキなお方。。。”

2日目

ロミオはいつもと同様に、きれいに片付ける。

ジュリエット (最高の微笑で) ”謝謝!”

3日目

ロミオはまたいつもと同様に、きれいに片付ける。

ジュリエット (同様に最高の微笑で) ”謝謝!”

さらにウインク パチン。

4日目
(この日は、回収トレーエリアにジュリエットの同僚がいた。)

ロミオはいつもと同様に、きれいに片付ける。

ジュリエット (最高の微笑で) ”謝謝!”

そして、ジュリエットはジュリエット同僚に向かって

”あの人(ロミオ)は、いつもきれいにしてくれるのヨン”

と言っているではないか。。。

そして、ロミオとジュリエットは恋に落ちるのでした。

(落ちへん、落ちへん!)

まーバカ話が長くなりましたが、

この話はある程度当たっています。

数百人もいる食堂利用客の中で

食器まできれいにして回収エリアに持ってくる私は、

片付けオバサンに覚えてもらえるくらいの珍しい存在!

と言うことなのです。

いかに中国でセルフサービスが定着しないか?

日本人と中国人のわかりやすい明らかな違いの一つです。

まーでもジュリエット(食堂のおばちゃん)とは、

決して恋に落ちませんが。。。 笑

今回は、セルフサービスの”セ”の字も通用しない

中国人のお話でしたとさ。

(2020年加筆)

バカっぽい話ですね。。。 笑

でも、それだけセルフサービスが定着しないこの中国文化!

日本では考えられませんね~