Livinig in Japan 2 商売上手の中国人!

日本に妻(中国人)と娘たちが住み

中国に私(日本人)が住むという

逆単身赴任な生活をしている我が家ですが

今年から日本に定住し始めた私の妻子たち

子供たちはすぐに現地でお友達を作って楽しんでおり、

心配してないのですが、私の妻は、

慣れない外国(日本)での生活なので

少し心配していました。

昔、私の妻が日本語を勉強していた時のクラスメートで

日本人と結婚し日本に嫁ぐことになった中国人女性が

最初、向こうの生活に慣れず、少しうつ病みたいになった人がいたので

心配していたのですが、私の妻にその辺の話をすると。。。

”うつ病になる暇などない!”

と言ってました。

・二人の子育て

・掃除やご飯作るなどの家事

・ダイエットのためのウォーキングなど運動

・近所での買い物とSNS更新

などが忙しく、ぼーっと考え事する時間などないそうです。笑

ポイントは、この最後の

”近所での買い物とSNS更新” です。

これは何かと言うと、

我が家の徒歩圏内にジャスコがあるのですが、

そこで化粧品やバッグなどで安いものがあると写真を撮って

中国版のLINEである”微信(ウェイシン)”に

写真をアップする必要があるのです。

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なぜかと言うと、妻の中国の友達(セレブな奥様たちが多い)が

日本の安くて品質のよいものを欲しがるので

買い物のたびに写真を撮って微信を更新しているのです。

そうです、中国語で言うと

妻は”日本代購”をしているのです。

つまり、”代わりに日本で買い物をしてあげる”という

スモールビジネスを自然と始める形になりました。

それも今は便利で、中国は日本以上に電子決済が進んでいるので

お金は全て”微信支付(ウェイシンズーフー:Wechat Pay)”にて

電子決済でお金を送金しあっているのです。

”妻の友達(顧客)→ 妻→ 私”

までは全て”微信支付(Wechat Pay)”の電子決済で送金手数料は無料。

次に私が”微信支付(Wechat Pay)”から自分の銀行口座に人民元を引き出し。

(引き出し手数料は、0.1%なので1000元の引き出しで1元)

そして、私が受け取った人民元の分を、毎月の生活費と合わせて

私が妻に日本円を送金しています。

日本円送金も私の友達で中国で買い付け日本で売るというビジネスを

している人がおりその人は、日本円が多いけど人民元が欲しい人なので

ちょうど私と逆の立場なので

私らの間だけで両替しているので両替レートが最高にいいのです!

”微信支付(Wechat Pay)”による電子決済は非常に便利というのは

日本でもニュースになっており日本のお店でも一部使えると聞きましたが

それよりも”中国人の商売脳!”には本当に脱帽です。

日本と中国の価格差があると言う情況だけで商売にしちゃいます。

それも怖かったのですが、日本→中国の運送代が高いと言って

箱にガンガン商品をつめて中国に送っちゃったというミスを起こしてました。

ご存知だと思いますが、ある一定以上のものを送ると税金がかかります。

何もしないで送るだけだと、もし税関で見つかったら多額の罰金を取られます。

そんなことも知らないビジネス素人ですが、

私の妻は商売スタートしちゃってますからね

ある意味たくましいです。

特に今回のケース以外にも、

”香港の隣のシンセンに住んでいる”

というだけで、”香港代購”の商売をしちゃいますしね。

本当に、日本人が想像する以上に中国人は商売上手だと思います。

今回は電子決済と中国人の商売脳に関するお話でした。

おまけ(伊豆にて。。。)

今回、電子決済の話をして思い出したのですが、

国慶節(10月上旬)に私は日本に一時帰国し

妻と二人で伊豆旅行に行きました。

そこで思ったのが、日本はかなり遅れているという事です。

クレジットカードが使えないところも多かったです。

つまり現金決済のみです。

香港やシンセンでは現金要らずで

大きい買い物はクレジットカードまたは”微信支付(Wechat Pay)”

などで決済

小さい買い物は、香港なら”オクトパスカード”

シンセンなら”シンセン通”を普通は使います。

※ オクトパスカード:日本のスイカカードのようなもの

日本国内旅行するような田舎のほうはしょうがないのかな。。。

とはいえ、その他の事について

伊豆旅行は食べ物もおいしいし景色もきれいだし、

私も妻も大満足でしたけどね