中国に住もうシリーズ3 ビザについて

【中国に住もうシリーズ】

日本在住の方には、わかりづらい中国での生活。

それをありありと説明して行き、

『中国の生活って、ぶっちゃけどないやねん!』

にお答えする興味深いシリーズにしたいと思います。

それでは、早速行ってみましょう!

中国に住もうシリーズ3

~ビザについて~

中国滞在するには、昔は必ずビザが必要でしたが

現在は、

”観光目的の15日以内の短期滞在であればビザ不要”

になりました。

よって、ちょっとした旅行目的ならば

パスポートと帰りの航空券があれば中国滞在可です。

(便利になったもんです。)

それ以外の場合、普通の人が使いそうなビザとしては、

1、観光ビザ(Lビザ)

15日以上の旅行目的での滞在

30日 90日のビザがある

2、訪問ビザ(Fビザ)

視察、商用、短期留学、研修など多様目的。

プチビジネス的な目的で使用されることが多い

半年、1年、2年のビザがあり入境回数は1回2回

3、留学ビザ(Xビザ)

留学目的の滞在

1年のビザ。

※半年未満であれば、FビザでOK

4、就業ビザ(Zビザ)

中国で働く目的の滞在

1年で入境回数は、マルチ(何度でもOK)

このビザを所有すると言うことは、中国に対して

納税義務が発生します。

中国移住,移住・赴任関連情報,ビザ,中国おもしろ珍道中
Zビザ(労働ビザ)です。

さらに就業や留学など長期滞在の場合は、

さらに”居留許可”が必要になります。

(ちっさい本のようなもの)

※ ビザ情報の細かい部分は、変更することがあるので

必要時には、問い合わせすることをおススメします。

(滞在期間や入境回数の条件は若干変わります)

これらビザの取得は、種類によって取得の難易度が

違いますが、私のインドネシアの友達いわく

”中国のビザを取るのが世界で一番簡単!

金さえ払えば問題なし!”

と言っていました。

まー、Lビザや昔のFビザはまさにそうです。

特に必要書類なく、お金さえ払えば即日発行です。

ただし、今はFビザが少し取りづらくなっているようです。

昔は、香港の旅行会社でパスポートとお金さえ準備すればOK

でしたが、今はそう簡単には行かないようです。

よって

まずは、旅行(ビザなし)で短期滞在し

気に入れば、留学(XまたはFビザ)なり就職(Zビザ)

してみると良いかもしれません。

どっちにしようか迷っているときは、

取りあえず取得が簡単な観光ビザ(Lビザ)で

滞在してみればいいと思います。

また

注意しなければいけないのは、ビザの種類もそうですが

1)滞在期間

2)入境回数

です。

滞在期間(滞在可能な長さ)は、わかると思いますが

”入境回数”ってあまりピンと来ないかもしれませんが

”中国(大陸)に入国出来る回数”

と言うことになります。

例えば、Fビザ(半年)で入境2回のビザを取ったとします。

このビザは中国に1回目入国してから最大半年滞在可能。

さらにもう一回入国できる(つまり1回出国してから再入国可能)

と言うことになります。

この出国と言うのは中国の税関を出ることなので、

・日本に帰国する

・他国に旅行する

(※香港、マカオ、台湾も中国税関を出るので他国扱いです)

北京や上海などでは、日本への帰国回数または海外旅行回数を

考慮すればよいのですが、

私の住むシンセンや広州などでは、すぐそばに

香港、マカオがあるので注意が必要です。

また、ビザによっては

”1回の滞在で最大XXX日滞在可能”

という制約があるものがあります。

例えば、上記の”Fビザ(半年)で入境2回のビザ”に

”1回の滞在で最大90日(3ヶ月)滞在可能”

という条件がある場合、

中国に長くいたいのなら

1回目入国してから3ヵ月後に出国

2回目入国してから3ヶ月滞在して終了

ということになります。

これが1度入国してから1週間後に香港へ1日軽く買い物

中国再入国するときは、残り3か月しか滞在できないことになります。

なので半年のビザを取ったのに3ヶ月ちょっとしか滞在できなくなります。

よって、どんなビザかをよく理解した上で滞在するようにしてください。

わからないことがあれば、気軽にメールしてください!

今回は、中国のビザに関するお話でしたとさ

おまけ(ライチの季節)

この前、出張の帰りにライチを道端で売っている人たちを

見つけみんなでライチをムシャムシャ。(味見→無料です。 笑)

身がプリプリで甘くておいしいです。

思えば日本ではライチってあまり見ないですよね。

南国フルーツを楽しむことが出来るのも

ここシンセンに住むメリットですね