タイ・シンガポールから帰ってきて5日がたちました。
シンガポールでの快適な生活とは
ものすごいギャップがあり参っております。
さすが中国! 3日で私はまたいつもの
”ブチ切れ”状態になりました。
愛妻も実家から帰ってきましたが、すごかったらしいです。
本来、飛行機の帰る便の日にちを
遅らせようと旅行会社に連絡したが、、、
※ おっさん=旅行会社の人
飛行機の日にちを変えたいのですが。
少々お待ちください。
(かなり長いこと待たされて、イライラ。。。)
(さらに待たされて、イライラ。。。)
何が日にちを変えるだ!
(ガチャ。 ツーツー)
日本じゃ考えられない、この旅行会社の人の対応。
でも中国では、あまり不思議な現象ではありません。
愛妻は、
もう二度とあの会社で飛行機のチケットは買わない!
と憤慨してました。
しかしどうなるでしょうね?
日本でもしこんな旅行会社があったら、
客はみんな違う会社に行くので自然と倒産する
でしょうが、ここ中国の場合は他所も大差がないため、
結局値段の安いところに移る。
よって、今回の”腹立つ旅行会社”も、これはこれで経営が
成り立ってしまうんですよ。
はぁ~、どうにかならないものかね~
カメより遅い中国のネット
旅行前にお約束した、中国のインターネットの話です。
そう、3月から4月までの約1ヶ月日本滞在したのですが、
光ファイバーはよかったな~
逆に早くて快適なネット環境を1ヶ月も味わってしまい、
現在のネットの遅さは本当にコクです。
では具体的にどのくらい遅いのか!
数値化して、ご紹介しましょう!
このサイトを見てみてください。
このサイトの”Download Speed(下り)”部分の
”測定開始”というボタンを押して
赤字で出てくる数値に注目!
日本実家(光ファイバー100M)
VS
ナンリン村(中国電信3M)
じゃじゃーん。 どっちが勝つでしょうか?
→って、どっちが早いかなんて見なくても分かりますよね。
ちなみにナンリン村で使用の”中国電信”のネットは
”ネットが遅い!”とクレームをつけて
バージョンアップした物です。
現在”中国電信3M”について、中国電信に問い合わせたところ
”個人で3Mは普通使用しない、個人は普通、
1Mか2Mで、3Mは業務用です。”
と言われました。
→ここ中国では3Mの回線は、
ネットカフェなどで数十台のPCに分けて使う人が
多いそうです。
つまり、我が家のネット回線は、
中国で個人が探せるレベルの最高級クラスの
早いネット回線なのです。
はぁ~前置きが長かったですね。
結果は。
日本実家 30749.82kbps(約30Mbps)
→測定は平日夜23時の1回
ナンリン村 平均 588.34kbps(約0.5Mbps)
→測定は平日満遍なく真夜中の時間も入れて
46回。
46回測定中最速記録 2351kbps (早朝 4:59の記録)
最遅記録 (測定不能) →数字が出ませんでした。
※何度もあります。
数値化された中では。。。 50.785kbps (午前10:30の記録)
しかし、測定結果ではこうですが、今回タイのホテルでネットを使ってみて
明らかに分かった事は、
もし同じネット速度がタイと中国と両方で出たとしても
明らかに中国のネットは、海外サイトへのアクセスが遅い!
例えば、私のPCには”ロケーションフリー”という
日本のテレビをインターネットを介して
見ることができるソフトが入っているのですが、
タイでは”0.3~4Mbps”の速度でクリアに
途切れることなく見れましたが、
私の住むナンリン村では、”0.6Mbps”くらいでも
ブチブチと接続が切断されたり
音が途切れたりします。
さらに動画だけでなくインターネットラジオ(音声のみ)
でもしょっちゅうブチブチ。
本当に最低です。
※ロケーションフリーなんて高いものを買っても、中国のネットで使うのなら
”宝の持ち腐れ”状態ですね。 とほほ
しかしなぜなんだろう??
単に海外サイトへの接続が遅いだけなのか?
それとも中国政府が検閲をかけているのだろうか???
とにかく、同じ速度ならば 明らかに タイ>中国 です。
中国にいる日本人ネットユーザーなら有名な話ですが
日本の”Seesaaブログ”は、ほとんど接続不可能です。
→どうも重すぎるみたい。。。
こんな状態のネットで日本の証券会社に
アクセスしてトレードするのは
至難の業です。
”おっちゃん”が中国に遊びに来た時に
我が家でFXのリアルタイムチャートを
見せた時、
”よくこんな遅いのでトレードできるね~。 俺ならやる気をなくすね。”
と言ってました。
→たぶん日本のネットユーザーなら”やる気を失う”と
思うのはものすごく自然な考えだと思います。
あー、早いネット環境が欲しい!
今回は、カメより遅い中国のインターネットについてのお話でした。
(2020年加筆)
これはどうしょうもないですね。
日本人が中国で生活する上で一番嫌なことは
このネットスピードとネット検閲だと思います。
その他の東南アジアの国々でもネットは遅いですが、
ネット検閲がないのでまだ許せます。
中国のネット環境が改善されることを心より祈っています!