新年が明けたという事で、縁起の良い
”ウン”のついているお話をお送りいたします。 笑
目次
進化する中国の公衆トイレ事情
中国の街中でふと「公衆トイレ」を使う機会があり、
思わず感心してしまいました。
なぜなら、かつての公衆トイレのイメージとは
まるで別物になっていたからです。
今回は、公衆トイレを通して見えてくる
中国の時代変化をお届けします。
昔の公衆トイレは冒険だった
20年以上前、中国で生活を始めた頃の公衆トイレは、
正直言って一種の”冒険”でした。
都市部でさえも、その状況は厳しいものでした。
ニーハオトイレとの遭遇
今では懐かしいですが、
当時は「ニーハオトイレ」という言葉が
冗談ではなく現実でした。
敷居がないどころか、仕切りもなく、
溝が一本通っているだけのシンプル設計。
隣で用を足している人と目が合い、
「ニーハオ(こんにちは)」と挨拶できる仕様。
新聞を広げてリラックスしている隣人を横目に、
気まずい気持ちを抱えながら用を足したのを覚えています。
汚さに驚愕
清掃の概念があまり浸透していなかったのか、
トイレ内は不衛生そのもの。
ズボラな私でも「ここで用を足すのはちょっと…」と
躊躇することが多々ありました。
紙がないのがデフォルト
紙を持参するのはマナーというより必要条件。
外出時には必ずティッシュを持ち歩く習慣が
自然と身につきました。
最新式トイレの登場
時は流れ、中国の公衆トイレは驚くべき進化を
遂げています。
特にここ数年の変化には目を見張るものがあります。
非接触式の設備
コロナ禍の影響もあり、多くの公衆トイレが
非接触式に改装されました。
センサーで水が流れ、手洗いも自動。
ボタンに触れる必要がなく、
清潔感が格段にアップしました。
無料のトイレットペーパー
最近では、無料でトイレットペーパーが
設置されているトイレが増えています。
一部ではトイレットペーパーが簡単に手に入る仕組みが
整備されました。
以前の「紙持参ルール」から解放され、
快適に用を足せるようになりました。
清潔感の向上
都市部のトイレを中心に、清掃が行き届き、
悪臭もほとんど感じられません。
利用者のマナーも改善し、全体的に快適な空間が
提供されています。
公衆トイレの進化が示すもの
これほどまでに公衆トイレが進化した背景には、
中国全体のインフラ改善や生活水準の向上があります。
観光地としての魅力向上
中国は世界有数の観光大国であり、
外国人観光客にとって公衆トイレはその国の印象を
左右する重要な要素です。
清潔で快適なトイレを提供することで、
観光地としての評価も向上します。
都市部の競争と住民意識の変化
都市間の競争が激化し、どの街も住環境を整える努力を
しています。
その一環として、トイレの質が改善されていると
考えられます。
生活水準の向上
トイレの清潔さや設備の充実は、住民の生活水準の
向上を象徴するものと言えるでしょう。
まとめ
中国の公衆トイレ事情は、
単なるトイレの話ではありません。
その進化を通して、
国全体の生活水準やテクノロジー、
観光戦略などが見えてきます。
昔のニーハオトイレを知る身としては、
その変化の大きさに驚くばかりです。
これから中国を訪れる方は、
ぜひ最新式の公衆トイレを体験してみてください。
清潔で快適な環境に驚き、
笑顔になれることでしょう。
今回は、進化する中国の公衆トイレ事情に関するお話でしたとさ
おまけ(肝臓が。。。)
日本では新年を迎えたばかりという状況ですが、
ここ中国では旧正月のほうがメインなので、
新年というより年末という感じのほうが強いです。
そこで、今のこの時期は飲む機会がとても多く
飲みすぎて体を壊さないよう気を付けないと~という今日この頃です。
この前の健康診断で順調?に肝機能が少し悪くなってきているので
気を付けたいと思います~