ジャーマン? ドイツ?(加満)

中国語講座(??)

学校や教科書では習えなさそうな中国語だけを

扱うこのコーナー。

今回は、”そら耳”的内容なのですが。。。

中国人とのお酒の席でよく聞く単語です。

中国も日本同様、飲み会で”一気飲み”を

よくやります。

いや。。。時代かな? 私の時代は、

この時代
  ↓

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(とんねるずの”一気!”が流行った時代です)

なので。。。

話を戻しますが、一気する前に

中国人たちは、

”ジャーマン、ジャーマン”と言って

私の飲む前のコップにビールを注ごうとするのです。

”ジャーマン? なんでドイツなの?”と

長いこと不思議に思っていました。 笑

これ、ジャーマン=”加満”と言うことで

”ビールを加えて満杯にしろ!”

と言う意味なんです。

つまり”一気”の前にビールを並々注いでから

一気しろ!ということです。

中国人と飲み会をするとき、

”ジャーマン(加満)”攻撃を受けすぎないよう

気をつけてくださいね。 笑

中国の子供にまつわる言い伝え

最近は子供関連の記事ばかりで恐縮ですが、

またしても子供に関してです。 笑

中国の子供にまつわる言い伝えと言うか迷信的なことに

関するお話です。

まず中国で”子供”に対する考え方ですが、

”孩子多幸福多”(ハイツトォーシンフトォー)

が先に上がると思います。

つまり意味は、”子供が多いと幸せが多い”と

いう事になります。

少子化の日本にはもう少しこの考え方が浸透してくれば

よいのですが、逆のここ中国では、

”どうしてそこまでして生むの??”と

言いたくなることがしばしばあります。

(例、40台後半で3人目を出産したマグロ娘母など)

子供を生む前の言い伝えでは、(地域で差もあるようですが。。。)

”酸児辣女”(スワンアルラーニュ)

意味は、酸っぱい男の子と辛い女の子。

つまり妊婦のとき、

酸っぱいものが欲しくなるのは男の子が生まれ

辛いものが欲しいときは女の子が生まれる。

うーん、何の根拠もない言い伝えだ。。。

さらに”月子”(ユエツ:産後の1ヶ月をさす)の時は。。。

・風に当たってはいけない。

・シャワーを浴びてはいけない。

(シャンプーして髪をぬらさない)

などなど

産後一ヶ月は、外出不可。

妊婦は体力が弱っているので家で手取り足取り、

周りの人に家事などをしてもらい、外出せず。

つまり家でお姫様のような扱いを受けるのが

”月子”の時期です。

私の愛妻も風邪を引かないためにシャワーを

浴びないを守っていたのですが、帝王切開後の

おなかの傷が完全にふさがった頃

”うーもう耐えられない!”と言って

結局シャワーを浴びてました。(笑)

たぶんこれは、ドライヤーもない時代で

濡れ髪により風邪を引かないためにできた

言い伝えなんでしょうね~

今の時代は、こんなこと気にしなくてもいいのにね~

あと、愛妻の実家のほうで言われてた言い伝えでは、

1日6~8回の食事すること!

これもすごいですよね~

内容は、

卵、おかゆ、卵、麺類・・・と言う感じに

卵を多く食べなければいけないと言ったものらしいです。

これは、栄養事情の悪かった頃できた言い伝えなんでしょうね

今1日6~8回もご飯食べたら、メタボの心配が。。。

って感じです。

愛妻には、普通に3食だけにさせましたとさ。

中国の子供にまつわる言い伝え

昔の中国の状況を想像させるような言い伝えが

多いように思います。

農村はいまだに言い伝えを根強く信じているみたいですが

経済発展の著しい都市部では、ギャップを感じてしまうのが

現在の中国でしょう。

今回は中国の子供にまつわる言い伝えのお話でした

(2020年加筆)

当時の中国の子育ての迷信。

今でも古い人は信じているのでしょうけど、

豊かになった今の中国では会わないですね。

さすがに我が家はもう生まないと思うので関係ないですが。。。