中国の一人っ子政策廃止の誤解について

日本でも報道されていると思いますが、

中国はついに”一人っ子政策を廃止”を決定いたしました!

中国の特徴,一人っ子政策,中国おもしろ珍道中

中国は、1979年から人口増加を抑制するために

一人っ子政策を打ち出しましたが、その影響で労働人口低下や高齢化問題を

抱えるようになって来ました。

現在では、以前の高度経済成長が鈍化し、いろいろな選択を迫られ

ついに中国政府は一人っ子政策を廃止に踏み切りました。

きれいにまとめるとこうなりますが、正直言って

一人っ子政策は、人を人としてみていない、人権問題だったと思います。

子供を産んだら、手術して子供を産めなくするようにすることを

一部では強要していました。(犬や猫じゃないっつうの!)

中国の人権問題解決の第一歩になってくれればと個人的には思っています。

日本でどれくらい報道されているかわかりませんが、

一人っ子政策は完全廃止になりましたが、2人までしか産んではいけない。

つまり現在だと3人はNGというルールになっています。

とはいえ、昔の伝統的な中国人の発想からすると

”子供が多ければ、幸せも多い”と言われ、多く子供を産みたいと考えるのですが、

3人はNGというルールは中国人にとってどう写っているのでしょうね?

中国も経済発展してきて、先進国と同じように

”経済的に厳しいから、あまり子供をいっぱい産みたくない”

と考える人たちも増えてきていると思います。

さらに”2人までOK”のルールも以前から条件付で省や都市別で

一部実施されてきていました。

(一人っ子同士の両親を持つ家庭は、2人目を産んでいいなど)

中国の現地に住む私からすると

今回の一人っ子政策廃止は、短期的にはまたベビーブームが起こるかもしれませんが、

長期的に見るとあまり効果のないものになると容易に想像できます。

今後の中国はどうなることやら。。。

今回は、”一人っ子政策廃止”に関するお話でしたとさ

おまけ(バナナのようなウンチ出てますか?)

先週の土曜日、日本人補習校の社会化見学で

広州にあるヤクルトの工場に行ってきました。

工場見学するまでは、知らなかったのですが、

ヤクルトの創設者 代田 稔(しろたみのる)さんが、

当時衛生状態の悪い日本で感染症により命を落とす子供が多い中、

病気にかかりづらい体を作る”予防医学”に興味を示し

乳酸菌シロタ株を使った乳酸菌飲料を製品化したところから

スタートしたそうです。

日本人なら身近な存在である”ヤクルト”

非常にすばらしい企業理念に基づいて作られた会社なんだなと感動しました。

その他工場見学時の説明でいろいろ勉強になった事がありました。

ウンチの形で健康状態がわかるそうです。

○ バナナのようなプリッとしたウンチ

× べチャッとしたウンチ

私のようにバナナのようなウンチではない人は、

ヤクルトを飲んで腸の状態をよくするほうがよいそうです。

あと中国ヤクルト工場も含め33カ国にあるヤクルトの

工場の製法は日本とまったく同じで世界全てのヤクルトは同じ味だそうです。

中国でがんばる日本企業・ヤクルト!

応援していきましょう!!

(今からヤクルト買って来ます)

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