シンセンの不動産価格抑制策 2016

日本では、中国の不動産価格について”バブルがはじけた”と

だいぶ前から報道していると思いますが、中国はとても広いです!

一部の都市では当たっている(価格が下げている)のですが、

私の住むシンセン市の不動産価格はなかなか下がりません。

以前もお伝えしましたが、シンセン市は、

・新しい街であり現地人が少ないため地方から来た人もよそ者扱いされない

(北京、上海、広州などの大都市では、現地人が地方の人をよそ者扱いする)

・北京などと違い公害が少なく空気がきれい

・香港の隣町であり発展余地がまだまだある

・新しい地下鉄を現在進行形でドンドン作っている

など、不動産価格上昇の理由があります。

よって、なかなか値段が下がりません。

そこで、いつもこのような時、強引な方法でどうにかするここ中国!

例えば、昨年の上海株暴落の時なんかは、

”株売却を禁止!”

(売却したら逮捕されたみたいです。。。)

といった、中国以外の外国では考えられないような極端な処置を取りますよね

そこで、シンセン市が出した

今回の不動産価格上昇抑制策は、、、

”2軒目の不動産購入は、不動産価格の70%以上の頭金を払うこと”

というルールが定められました。

すごいですよね。。。

このルールならば、確かに投機目的で不動産購入する人は

かなり購入しづらくなったと思います。

思い出せば、2008年のリーマンショックの年

さすがの中国の不動産価格も下落しましたが、

その時、中国政府が出した対策は、

”不動産価格の20%以上の頭金を払えば購入可能!”

でした。

その前までは、30%以上の頭金が必要だったので、

20%で購入可能というのはかなり購入しやすくなったと言えます。

しかし、今はその逆で価格上昇抑制のため70%以上だなんて

ものすごい変化ですよね。

”お上(おかみ)”が言えばどんなに理不尽な事でも

それがまかり通ってしまう国

それが中国なのです。

(中途半端がなく、極端だこと。。。)

個人的には、このような極端な価格上昇抑制策の実施の後

逆にドカーンと下がってしまわないか? と心配なところです。

(個人的には不動産価格が高すぎるので、バブルが来たほうがいいと思います)

今回はシンセンの不動産価格抑制策に関するお話でした。

おまけ(ショックな出来事が続くこのごろ。。。)

昨日は台風の影響で、私の会社も娘たちの学校も

休暇でした。

さて、ショックな出来事が続くこのごろ。。。

ここ最近のニュースで国際的に一番ショックなことは、

今年の10/13にタイのプミポン国王が88歳で

お亡くなりになった事だと思います。

タイの方は絶望的なショックを受けているのでしょうね。

もし周りにタイの方がいましたら、慰めてあげると同時に

変に刺激しないであげてください。

私もちょうど1ヶ月前にタイにいたので、

何とも言えない感覚があります。 ショックです。

さらにここ最近の日本国内で一番ショックなことは、

吉本新喜劇の”おじゃましまんにゃ~わ”のギャグで有名な

井上竜夫さんも今年の10/5に74歳でお亡くなりになりました。

中国の特徴,中国の不動産,中国おもしろ珍道中

二人とも高齢ですが、やはり人の死と言うのは悲しいですね。

普段の健康管理には気をつけたいと思います。