中国在住者のVPN事情、最近また一段と「むずかしく」なってきた気がします。
昨日まで普通に使えていたのに、
・急に遅い。
・夜だけ重い。
・アプリによってはなぜか開かない。…
中国で暮らしていると、こういう“あるある”に何度も遭遇しますよね。
僕もこれまでずっと ”かべねこVPN” を使ってきました。
コスパも良くて、必要な機能は揃っていて、日常生活では十分助けてもらっていました。
ただ、最近「話題のAI Gemini を使ってみたい」と思った時に、
日本アクセスポイントにつないだ状態だとGeminiがうまく使えないケースがありました。
もちろん、かべねこVPNでも アクセスポイントを
アメリカに切り替えればGeminiは使えました。
なので「無理に乗り換える必要はない」というのが正直な結論です。
それでも僕は、いろいろ試した結果、12VPX をメインに据えることにしました。
理由はシンプルで、日本アクセスポイントのままGeminiに直接つながり、
運用がラクだったからです。
この記事では、僕の体験をベースに
「なぜ乗り換えを検討したのか」
「12VPXは高いけど、何が良かったのか」
「結局どう使い分けるのが現実的か」を、煽らずに整理します。
目次
中国在住者がVPNに求めるのは「最短で安定」
中国でVPNを選ぶ時、スペック表の数字よりも大事なのは、結局この2つです。
・必要な時に、迷わずつながる(復旧が早い)
・いつもの使い方が崩れない(接続先を変える手間が少ない)
中国のネット環境は、日本と同じ感覚で「一度設定したら終わり」になりにくいです。
規制強化のタイミング(大型イベント時期など)や、夜の混雑、回線相性で、
同じVPNでも挙動が変わります。
だから僕は、VPNを選ぶ基準をこう置いています。
「最安」よりも「毎日のストレスが減るか」。
そして「ダメな日がゼロにならない前提で、逃げ道があるか」。
Geminiがきっかけで“運用の面倒さ”に気づいた
なぜGeminiで差が出たのか
AIサービスは、国や地域、ネットの通り道によって動きが変わることがあります。
僕の環境では、かべねこVPNを日本アクセスポイントにつないだ状態だと
Geminiがうまく使えませんでした。
ただし大事なことをもう一度。
かべねこVPNでも、アメリカに切り替えればGeminiは使えました。
つまり「機能としてできない」わけではなく、
【日常運用として“切替が必要になる場面がある”】という話です。
「切替が必要」という小さな手間が積み重なる
仕事中にAIで調べたい。夜に少し触りたい。そんな時に、
「今どの国に繋いでる?」「アメリカに変える?」「戻す?」
この一手間が、地味にストレスになります。
僕が12VPXを検討した理由は、まさにここです。
“性能の勝負”というより、毎日の面倒が減るかどうかでした。
12VPXは高額だけど、満足している理由
12VPXは、価格帯としては「安いVPN」ではありません。
正直に言うと、高額VPNの分類だと思います。
それでも僕が「使用感には満足」と言えるのは、次の理由です。
中国向けの回線が分かりやすい(China付きが使いやすい)
12VPXは、中国で通しやすい回線として「China付き」などの選択肢があり、
初心者でも“当たりを探しやすい”設計です。
この「迷いにくさ」は、実際に使うと効いてきます。
“つながらない日”の復旧がしやすい(切替の型が作れる)
中国では、どんなVPNでも「今日はダメ」が起こり得ます。
その時に大事なのは、慌てずに 【切替の順番(型)】で復旧できること。
僕のサイトでは、ここを記事で整備しました。
・設定ガイド(iPhone+Windows)
→【【中学生でもOK】12VPXの設定方法|中国で安定させる手順(iPhone・Windows対応)】
・繋がらない時の対処
→【12VPXが中国で繋がらない時の対処10選(サーバー切替・方式切替)】
・Tokyo Chinaの“China”の意味とサーバー選び
→【Tokyo Chinaの「China」とは?中国で安定する12VPXサーバーの選び方(Pingより大事なこと)】
夜だけ遅い時の改善手順
→【中国VPNが夜だけ遅いのはなぜ?12VPXで改善する切替手順(中学生向け)】
「困ったらこの順でやる」という道筋ができると、VPNは一気にラクになります。
僕の環境では“日本のまま”Geminiが通った
これは個人差があるので、断定はしません。
ただ僕の体験として、12VPXにしてから日本アクセスポイントのまま
Geminiに直接接続できました。
ここが、今回いちばん「乗り換えてよかった」と感じた点です。
結論:無理に乗り換えなくていい。でも“2本立て”が現実的
ここまで読んで「じゃあ、かべねこVPNは不要?」となるかというと、
僕はそう思いません。
かべねこVPNは“保険として優秀”
かべねこVPNは、安価で良心的で、普段使いに強い。
そして、Geminiも アメリカに切り替えれば使える。
つまり「メインを12VPXにしても、サブとして持つ価値がある」タイプです。
僕は12VPX+かべねこVPNの2本でいく
中国とVPNの相性は、どうしても“波”があります。
だから僕は、
・主回線:12VPX(普段の安定運用)
・サブ回線:かべねこVPN(保険・コスト抑え)
この2本立てで行く予定です。
「VPNは1つで完璧にしたい」と思う気持ちは分かります。
でも中国生活は、“完璧”より“復旧できる仕組み”を作った方が、
心が軽いです。
12VPXが向いている人/かべねこで十分な人(判断基準)
12VPXが向いている人
・とにかく中国で安定する主回線がほしい
・設定や復旧を「記事どおりに」やって最短で片付けたい
・AIや海外サービスを日常的に使い、切替の手間を減らしたい
・多少高くても、ストレスが減る方がいい
かべねこVPNで十分な人(無理に乗り換えなくてOK)
・コスト重視で、普段の用途が中心(SNS、検索、動画など)
・Geminiなども、必要な時だけアメリカへ切り替えればOK
・“保険”として割り切って、軽く運用したい
まず読むべきのは「12VPXレビュー」(購入前の最終確認)
12VPXは高額寄りだからこそ、勢いで買うのはおすすめしません。
メリットだけでなく、弱点や合わない人も含めて確認してからが安心です。
僕が「購入直前の最終確認」として書いたのが、こちらのレビュー記事です。
→【12VPX(旧12VPN)は中国で本当に使える?料金・評判・弱点まで正直レビュー】
あわせて、比較から見たい人はこの記事へ。
そして「保険のサブ回線」を検討するなら、かべねこVPNはこちら。
→【かべねこVPNのメリット(10%割引クーポン付)(メルマガ第516話)】
次回予告
次回は「2本持ち(主回線+保険回線)」を、もう少し具体的に。
・どんな人が2本持ちに向くのか
・月額コストをどう考えるか
・どのタイミングで切り替えるのがラクか
このあたりを、生活者目線でまとめます。

おまけ(中国AIもかなりすごい!)
中国在住の私ですが、普通の日本人同様にアメリカのAIを使う機会が多いです。
メインは、”Chat GPT” !
そして、最近ハマっているのが、”Gemini”
しかし、中国に住んでいるので中華系AIの情報も少なくはありません。
中華系AIも有料か無料かによって機能が違うようですが、
ちょっとした翻訳や調べ物は中華系AIでも全く問題ありません。
(私は今のところChat GPT以外は課金していません)
中華系AIで最近よく使うのが、”豆包”(国際版は”Dola”と言います。)です。
調べごとなどの普通の使い方以外にも、画像認識能力が高いようで
”写真(JPGファイル)の中の文字を〇〇語に翻訳してから出力して”や
写真のアニメ化、手の写真を撮って手相を見てもらうなど
無料なのにいろいろな機能が使えるので、おススメです。
VPNもAIも複数使いで適材適所で使いこなすことがよさそうですね。


