中国・深圳で暮らす日本人に話を聞くインタビューシリーズ。今回登場するのは、深圳在住のKodyさんです。

インタビューで「中国で体験した一番笑える失敗談」を聞いたところ、返ってきた答えは、思わず聞き返したくなるものでした。

「酒を飲んで、会社をクビになりました」

笑いながら話してくれたエピソードですが、もちろん当時は笑い話ではなかったそうです。今回は、Kodyさんの大胆な失敗談と、そこから見えてくる人生の転機について紹介します。

「会社をクビになりました」深圳在住Kodyさんの失敗談

Kodyさんが挙げた人生最大の失敗は、お酒を飲んだことがきっかけで会社をクビになったこと。

インタビュー中、Kodyさんはこの話を率直に、そして少し笑いを交えながら語っていました。話を聞く側としては「それはなかなか大きな失敗ですね」と言いたくなる内容です。実際、当時はつらい経験だったそうです。

一方で、Kodyさんはこの出来事が独立するきっかけにもなったと話していました。失敗そのものは消せませんが、その後の人生につながる転機になることもある。そう考えると、単に笑える失敗談としてだけでは終わらない話です。

中国の「飲み会文化」とは?今回の話を一般化しないために

中国でも、仕事や友人との集まりでお酒を飲む場面はあります。ただし、飲み会の雰囲気や会社のルール、飲酒に対する考え方は、地域や職場、個人によってさまざまです。

今回の話も、Kodyさん自身の経験として語られたものです。「中国ではお酒で会社をクビになるのが普通」という意味ではありません。動画では、詳しい状況や会社側の判断まで説明されているわけではないため、そこは推測せず、本人が語った失敗談として受け止めたいと思います。

日本でも、お酒の席での行動が仕事に影響することはあります。国が違っても、お酒との付き合い方には気をつけたいですね。私も深圳で長く暮らしていますが、同じ中国生活でも、人によって経験は本当に違うと感じます。

失敗を笑い話にできるのは、時間がたったから

このエピソードで印象に残ったのは、「会社をクビになった」という強烈な出来事だけではありません。Kodyさんが、それを今は笑いを交えて話し、独立のきっかけにもなったと振り返っていたことです。

人生の失敗は、その最中にいるときには笑えないものです。けれど、時間がたって振り返ったとき、思いがけず次の道につながっていたと気づくこともあります。Kodyさんの話には、そんな意外さがありました。

もちろん、誰にとっても失敗が必ず良い結果につながるわけではありません。それでも、うまくいかなかった経験を自分の言葉で話せる姿からは、Kodyさんの率直な人柄が伝わってきます。

深圳で暮らす人の話から見える、中国生活の一面

中国生活というと、食べ物や交通、スマートフォン決済など、日本との違いに注目しがちです。でも、そこで暮らす人の経験を聞くと、制度や文化の紹介だけでは分からない個人の人生が見えてきます。

今回のインタビューも、「中国だから起きた話」と決めつけるのではなく、深圳で暮らすKodyさんの体験として聞くと、より自然に楽しめると思います。

中国生活27年、深圳在住26年の私Rabbitも、これから中国で暮らす人や、深圳に縁のある人の話を聞いていきます。私自身の体験と同じくらい、ゲストの率直な言葉にも注目してもらえたらうれしいです。