明日ついにインドネシア旅行へ出発です!
わーい!!
この前愛妻がジャスコで買った”お風呂の泡ブク”を
たてるやつを使いよく西洋人がお風呂に入る時に
やる”泡ブクだらけのお風呂”に最近入っています。
中国でコレをする人は極めて稀だと思います。
基本的に中国の人は、シャワーのみで
湯船につかる習慣がないのです。
しかし、私(日本人)のこだわりで、マイホームに風呂桶を入れるよう
リフォームしているので、我が家は風呂桶があり、
愛妻もこの”湯船につかる”という
習慣が結構お気に入りなんです。
→愛妻は、中国で言う”セレブ”な生活なのでしょうか?
※この”セレブ”という単語!
中国に住んで7年の私はずっと”セフレ”と勘違いしてました。
インターネットで”セレブ”という単語を見ては、
”うわーHな事言ってるな~”と毎回勘違いしてました。
→前回日本に帰国して初めてこの2つの違いが分かりました。 あはは
(”セフレ(セックスフレンド)”→”セレブ” だいぶ違うやんけ~!!)
マグロ娘のその後
新しくメルマガ読者になった方は、この”マグロ娘”の事を知らないかもしれませんが、、、
参考記事
簡単に説明すると、この”マグロ娘”とは、
究極に無口な愛妻の故郷からシンセンに
職探しに来た少女の事です。
今ではこの”マグロ娘”!
故郷の両親のところへ1000元(約14000円)も
仕送りをしたそうです。
→たとえ”マグロ”でも”子が両親を養う”という
中国の美徳を実践しているわけです。
正直私は”マグロ”を見直しました。
しかし、ある日私の愛妻が非常に恐ろしい発言をしてきました。
”そろそろマグロの新しい職探し(もっと条件のよい職を探す)を
しようかな?”。。。
私はすかさず。。。
”いかーん!! そんなおせっかいはするな~!!!!”
愛妻にとくとくと説明いたしました。
”もしマグロが条件のよい仕事を探せても、私らは何か得する??”
”職を探せなかったら、故郷の人から悪口は言われるだろうし、
家に居候するだろうし。。。
損するだけで得することがまったくない!!”
そうです。 マグロの職探しパート2なんて。。。
”勝ちは儲けなし、負けは支払うという
条件が最低のギャンブルと同じ!”
ということを説明し愛妻は思いとどめてくれました。
そんなある日愛妻が故郷のお友達(実業家の恋人なんです)と
チャットをしていた時の会話です。
友) ”恋人と喧嘩した”
妻) ”ん? どんな理由で?”
友) ”故郷から仕事探しに来た友達を家に居候させてたの、
そしたら恋人に何で俺よりも友達ばかりに
優しくするんだ!!と言って怒ってたの。”
妻) ”あはは、私も。。。” (マグロの職探しの件を説明)
友) ”恋人が、もし私に家を買ってあげたら友達と
一日中家にいて外に出なくなるんじゃないの?
と言ってた。”
ん。。。 まるで、この恋人や私が悪者?のように聞こえる会話。。。
私はわけがわからなくなりました。
何でも友達の居候は、何人も何人も入れ替わり立ち代りで、
長いと1ヶ月くらい居候するそうです。
私はその友達の恋人に非常に同情しました。
中国では、この”老郷(ラオシャン:同じ故郷の人)”に対し
日本人が想像を絶するくらいの世話を
してあげます。
故郷が同じというだけで
”1ヶ月タダ飯の上げ膳据え膳。 一銭も取らずに滞在させる。”
家族や親族なら理解できますが、同じ故郷と言うだけで
”無料で養う”なんて。。。
しかし招待する側もされる側も、”当たり前”とキョトンとしている。
→私は、タダ飯で滞在し”ありがとう”の一言も言わない
(”当たり前だ!”と思っている)彼らに
非常に腹が立ちます。
昔の”同じ釜の飯を食う”と言った共産主義の悪い癖が
いまだに根強く残っているのです。
→資本主義の私ら日本人からは考えられない事です。
つまり
”自分が貧乏、まったく仕事をしなくてもみんなに助けてもらう。”
という考え方です。
都市部ではバリバリの資本主義になってきていますが、
農村などの田舎ではまだまだ遅れている
わけなのです。
中国を理解するには、この”老郷”の強い絆を理解できなければ、
多くを理解する事は不可能でしょう。。。
では、また
(2020年加筆)
この問題(老郷の面倒を見る)は、当の中国人も
嫌な問題であるということは、その後よくわかりました。
中国はある意味、日本以上に資本主義だと思います。
(悪く言うと”拝金主義”)
そんな中、古い共産主義の考え方が根強く残っているので
このような問題が存在します。
どうなることやら。。。