おとうさん、ありがとう
第二子が生まれてから、ずっと我が家で家事を手伝ってくれていた
愛妻のおとうさんが本日故郷に帰ります。
以前は、育った環境の違う愛妻の父をなかなか私の中で
受け入れることができていなかったと思います。
日本人であれば、育った環境の差など
大差ないと思うのですが、
私(日本人)と中国の農村部で育った愛妻の父では
当然、環境の差は大きくどうしても無意識に拒絶反応を起こしていました。
特に大きかったのが
”風呂にほとんど入らない。” ことです。
これは、どうしても耐えられませんでした。
約2ヶ月強の滞在で、私の知る限り彼がシャワーを浴びたのは2回。
(1ヶ月に1回??)
彼の脱ぎ捨てた服から発せられる異臭は、
この世のものとは思えない嗅いだ事のない。。。
その他、
”みんなで つっつく鍋の中で欲しい物を探す。”
これわかりますかね?
日本では、”箸をつけたものは自分で食べろ”と育てられますが、
彼の場合は、例えばお肉を取りたいと思った場合、
箸で野菜をつかんだら、”あ~これは違う”と言う感じで
鍋の中でポイ。
またお肉を捜し始める。
つまり、鍋の中をグチャグチャと引っ掻き回すのです。
まるで鍋の中で自分の箸を洗うかのごとく。。。
きゃー、神様~ 助けて~!
そんなこんなの日々の中、ちょうど最近
こっちの中国のテレビで、
都会育ちの金持ちの子と田舎育ちの貧乏な子を
入れ替えて一定期間育てて、どのような変化が起きるか?
というドキュメントのテレビ番組がありましたが、
”都会育ちの金持ちの子”は、
私たち日本人の感覚に非常に近かったのですが、
その金持ちの子も同じようなことを言ってました。
”どうして田舎の人たちは、お風呂に入らないの?
絶えられない! 汚い! ・・・ ”
しかし、金持ちの子も貧乏な田舎の人たちの
暖かい心に徐々に心を開いていき、
その番組の最後は”感動”に包まれておりました。
実を言うと、我が家もテレビ番組ほどではありませんが
似たような感じでした。
毎晩欠かさず私ら家族のため、夜ご飯を作ってくれるおとうさん
夜鳴きする次女を眠いのにだっこするおとうさん
言葉も通じない、友達もいないこの大都会シンセンに一人で来た
おとうさん。
日本でもそうだと思いますが、結婚相手の両親を
”おとうさん”
”おかあさん”
と呼ぶのはものすごく抵抗があるものだと思いますが、
私も同じでした。
しかし私も人間的に成長したのか?
今でははっきり言えるようになりました。
”おとうさん、ありがとう!”
そして本日おとうさんは愛妻の見送りで田舎に帰りました。
もう、毎晩でた
ジャガイモの千切り炒め & にんじんの千切り炒め
は食べれなくなります。
↓
これ、本当毎晩出ました。 笑
最初は、”またジャガイモとにんじん??”と
思っていましたが、今ではその味が恋しいです。
※長女の夢はウサギになることなので、
にんじんの千切り炒めが大好きでした。 笑
先日、”今までありがとうございました”の意をこめて
我が家で外食したのと
紅包(ホンパオ:お年玉)を渡しました。
※ 金額は秘密 うふふ
約2ヶ月強の5人生活。
これから、4人の生活に戻ります。
おとうさんが、いなくなりより大変になると思いますが、
どうなることやら・・・
いろいろとありましたが、
”おとうさん、ありがとう!”
今回は、愛妻の父に関するお話でしたとさ
おまけ(りんご。。。)
上記の話にあるよう、本日愛妻がおとうさんのお見送り
私は、2人の娘の子守で家に。。。
長女が、”りんご食べたーい!”
と言うので、慣れない手つきでりんごを剥いたのですが。。。
哺乳瓶の消毒のために横で熱湯を作っている間に
りんごが剥けるか~
みたいな自分の中でゲーム感覚でりんごの皮むきをしました。
慣れてないと時間がかかるものですね~
主婦の偉大さがわかりましたとさ
子育てパパより。 ちゃんちゃん