上火!
中国生活が14年目の私ですが、
普段の生活や仕事で毎日中国語を使いますが、
いまだに苦労することが多々あります。
特に中国にあって、日本にない単語や考え方が
難しいですね。
そんな中のひとつが、これです。
”上火(さんふぉー)”
これって、私の持っているカシオの電子辞書だと
こう書いてあります。
1、〈中医〉のぼせる。
>便秘または鼻腔・口腔などの炎症をさす
2、〈方〉怒る。かっとなる。
何のことでしょうか???
今の私は、中国的に言うとこの”上火”の状態なのですが、
私の経験から説明すると、
この中国の”上火”は、
病気になる一歩手前のちょっとした炎症?というか、
日本で言う”不摂生が祟って。。。”
みたいな意味です。
唇が割れたり
口の横にヒビが入ったり
口内炎ができたり
顔にブツブツができたり
と言ったような症状になります。
例えば、カップラーメンやマクドナルドなどのファーストフード
などを食べてばかりいたり
少し体調が悪かったりするとこの”上火”の状態になります。
よく中国人が言う
”xxxは上火になるから、(食べては)だめだ!”
と言う言葉がありますが、
最初は、これがわからず、よく愛妻に怒られたものでした。
例えば、
油で揚げたようなもの
(マックのポテト、ポテトチップスの他に、油っぽい中華料理も含まれる)
辛いもの
(湖南料理や四川料理が代表的)
が”上火になる”代表的な食べ物です。
中国では、そうでないものを探すほうが難しいような。。。
↓
フルーツか、(あまりないですが)生野菜とかを食べとけばOK!
まー、日本でもその感覚はぼや~っとわかるような気はしますが、、、
睡眠を十分にとって、適度な運動に適度な食事!
健全な生活をしてればいいって事ですね。
どこの国でも、健康第一!
ってことです。
今回は、中国の”上火”に関するお話でしたとさ
おまけ(もうじき、愛妻のふるさとへ。。。)
中国のカレンダーは、日本よりお休みが多いと思います。
今月の3月は何もありませんが、
4月上旬の清明節(今年は4/4)
さらに
4月下旬から5月上旬にかけて労働節休暇
があります。
香港系だとイースターなんかもありますね。
そこで、我が家は4月上旬の清明節休暇で
愛妻の故郷に家族全員で行く予定を立てています。
あー、久しぶりの里帰りです。
中国の田舎の発展具合を、確認してきまーす!