昨日は私の34回目の誕生日でした。

(中国で8度目の誕生日です。 は~また年取った。。。)

ということで、昨日は4つ星ホテルでバイキング!

(最近、焼肉といいバイキングといい、カロリー取りすぎ?)

サーモンのお刺身がおいしかった。 るん♪

重色軽友

重色軽友(チョンサーチンヨウ)”  じゃなくて

重男軽女(チョンナンチンニュー)” でしょ!!

とツッコミを入れた人は、中国語の出来る人でしょうね。

中国の一つの思想なのですが、

”重男軽女”=”男を重視して女を軽視する”

と言う意味です。

家の跡取りは、男の役目。 女は後々家を出て行く。

という古臭い思想がたぶん日本の100倍くらい

根付いているここ中国では、結婚して子供が生まれる時、

男が生まれた場合は、”でかした! えらいぞ!”と

奥さんを褒め称える一方、

もし女が生まれたら、

”お前が悪いんだぞ!”みたいな言い争い。

もしくは、”次こそ男だ!”などと言った感じに

ものすごく ”男>女” 的な考え方があります。

私の愛妻も、”私たちの子供がもし女だったらどうする?”

なんて今から心配しています。

私は、”現代の日本にそんな古臭い考えなどない!

男でも女でもどっちでもいい!”と言ってあげます。

この”重男軽女”は、理解してもらえたと思うのですが、

この言葉に由来して出来た現代語がこの

重色軽友”なわけです。

※”色”=情欲、色欲 ”友”=友情

つまり、

 ”重色軽友”=”色欲を重視して友情を軽視する”となるわけです。

何でこんなことを言い出すかというと。。。

昨晩いつものように愛犬シウモークァイを散歩させていました。

※現在中国では、”狂犬病”で人が死んでいるので

 最近犬の散歩は夜の12時以降なんです。 とほほ

シウモークァイは、なかなかお利口で鎖なしで放し飼いにして

散歩させても名前を呼べば戻ってくるし、迷子になって

見失ってもマンションの玄関まで戻ってきます。

(ちゃんと家がどこか分かっているのです)

しかし昨晩白い大きな犬(大体彼の2倍くらいの大きさ)を

追いかけたまま帰ってこなくなりました。

私は気にせず、”どうせ玄関まで戻ってくるだろう”と思って

夜食の焼きビーフンを持って1人で家に帰りました。

愛妻と焼きビーフンを食べ終え”もう戻ってきたかな?”と

玄関を覗くと。。。 あれ~、いない。。。

真夜中私と愛妻で愛犬探しのハメに。。。

夜中の3:30を回った頃、無事愛犬を見つけたのですが、なんと!

さっきの白い大きな犬にしがみついてガンガン腰を振ってました。

この~、”重色軽友” 犬 めが~!!!

散々私ら夫婦を心配させときながら口半開きで

腰をフリフリしていた事は

当然”有罪判決”と言うことで、

”半日メシ抜き”の刑が執行されたとさ。

我が家の愛犬”シウモークァイ(小魔怪)”は、飼い始めて

もうじき6年。 

人間の年に換算すると今ちょうど40歳くらい。

(”実際の年月 x 7年 =人間の年換算した犬の年 ”

  と言われてます。)

我が家の愛犬も40歳にて”大人の男”になりました。

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”男の子”から”大人の男”になった

”重色軽友”犬・シウモークァイ 40歳!

どこか大人の香りが漂っている??? 

愛犬のエピソードによる”重色軽友”という現代語についてでした。

おしまい

(2020年加筆)

まさか、この後私ら夫婦に2人の娘が授かるとは

当時はまったく想像してませんでしたね。

今の中国では、この”重男軽女”の考え方はありますが

昔ほど強くはないと思います。

男= 建設銀行 (家を建てなければいけないので)

女= 招商銀行 (お金を招くので)

なんて銀行の名前で比喩されるようにまでなりました。