中国の外国人入国禁止処置
日本でも報道されていると思いますが、
まず、シンガポールが外国人の入国を禁止しました。
参考記事
『NHK シンガポール すべての外国人の入国を禁止 23日深夜から』
シンガポールは、新型コロナウイルスの患者数が少なく
高度に管理された国なので、各国は注目していると思います。
そんな中、外国から入国する人のコロナウイルス感染者が
後を絶たないとして、この策を決定したようです。
参考記事
『NHK 世界の感染状況』
国にマウスを当てるとその国の感染者数と死亡者数が出てきます。
シンガポールは確かに人口の割りに感染者数が少ないです。
このシンガポールの対策に沿って他の国々でも
同様の策を取り始めました。
そして、ここ中国も外国人の入国を禁止しました。
参考動画
『新型コロナ 中国28日から 外国人の入国当面禁止(20/03/27)』
中国の言い分は、
中国も感染者が増えてはいるものの、そのほとんどが外国から入国する
外国人のせいで感染者が増えているというものです。
(中国国内の感染者数が正確ならば、ですが。。。)
周りの中国人に聞いても、やはり同じようなことを言います。
報道の力なのでそう信じるのはしょうがないことですよね。。。
習近平のコロナウイルス勝利宣言 中国は救世主なのか?
中国国内では、習近平が”コロナウイルス勝利宣言”をしただけあって
湖北省封鎖でシンセンに戻ってくることの出来なかった
中国人の同僚も無事シンセンに戻ってきたし、
テイクアウトのみだった飲食店が通常通り営業しはじめました。
(つまり店内での飲食も可能になりました。)
しかし、人々はまだ警戒しているせいか店内で飲食する人はかなり少ないですが、、、
勝利宣言しただけあって中国国内の管理は徐々に緩くなる傾向です。
この習近平の”コロナウイルス勝利宣言”は国内に留まらず
世界各国に”中国は安全! 中国が助けてあげます!”
という事をバンバン宣伝しているため、私のインドネシアの友達は、
”インドネシアが出国禁止になる前に(安全な)中国に行こうかな?”と
言ってました。
私は、”中国政府はうそをつくから気をつけたほうがいい!”
”本当に安全ならなぜ私たちはまだマスクしてる? なぜクラブに遊びに行けない?”
とインドネシアの友達に伝えました。
しかし後日、私の住むシンセンのクラブも営業を開始しています。
(大丈夫なのだろうか??? さすがにまだ危険なので行きたくないですね)
しかし、こんな情報もあります。
参考動画
『湖北省で連続5日発症者なし?!メディア関係者が手記で否定』
このような中さらに、コロナウイルスは、アメリカが中国でバラ撒いたんだ!と
言う始末。。。
これ、中国をよく知る人ならご存知だと思いますが、
中国の得意技、”責任転嫁”です!
どんなに自分が悪いことをしても、その非を絶対に認めない!
死んでもそれを墓場まで持っていけ!と言われていますが、
まさにそれです!
しかも、現在他国よりマシになってきた中国は、
外国を助けてあげる! というスタンスを取り始めました。
当然これも、コロナウイルスで弱っている国々の前で
”ほらね、一党独裁の中国はいいでしょ?!”という
イメージを植えつけるには最高の状況なわけです。
中国国内で出た風刺画。
まさに中国国内の雰囲気はこんな感じかもしれません。
”中国はよくなった、外国は感染者が多く助けてあげなくちゃ!”
と言う感じです。
元はと言えば、武漢での発生を隠蔽したからこうなったのに。。。
上記の風刺画にショックを受けたそんな今日この頃です。