インディージョーンズ in China

今回のはすごいです~

前回のメルマガの続きのような内容ですが。。。

参考記事 

『龍華ぶらり日記(メルマガ第170話)』

事の発端は、車購入の元同僚Mくんからの連絡です。

”くるまがとどいた~! ドライブドライブ!!”

ということで、早速彼が我が家へ来てドライブする事になりました。

休日に軽く市内をドライブ~

別に何でもないことのように聞こえますが、

場所が

中国!!!

ともなると、かなりのアドベンチャーです。

(ちゃんちゃらっちゃーん、ちゃらら~♪ という感じに

 『インディージョーンズ』のテーマが聞こえてきそうです)

   ↑↑↑
イメージ動画です。(予告編)

さらに聞いてみると、このMくん

日本で車の免許は取ったものの”バイク専門”で

車はほとんど運転したことがないとのこと。

(ある意味助手席に乗る私もインディー博士??)

そしてこの2人のインディー博士が向かった先は、

シンセン市内のジャスコでした。

いや~、中国に長いこと住んでいますが

車を運転するドライバー側の視点で車に乗ったのは

初めてなので、ものすごく貴重な経験をしました。

(客として車に乗るときとかなり違う気持ちが味わえました)

中国で運転する場合の日本との大きな違いは、以下の通りです。

1、バス・タクシーが怖い

 
 中国で人の割り込みが激しいのは有名ですが

 車も同様に割り込みが激しい!

 それも他人の迷惑お構いなしの割り込みがすごいです!
 
 車を運転する人なら分かると思いますが、

 2車線にまたがる割り込みバンバンです。

 それも、乗用車がやるならまだしもバスがやります。

 つまり

 バス・タクシーなどの運転のプロ
       ↓↓↓
 他の車以上にガンガン割り込んでくる

 非常に怖いです。

 日本では、”バス=よく道を譲ってくれる”

 という認識で、自分が割り込みたいとき、

 ”バス=うれしい存在” ですが。。。

 中国では、”バス=でっかい嫌な奴”です。

 譲ってくれるどころか、あの巨体で突っ込んできます。
 こわい。。。

中国おもしろ珍道中,中国最新情報,中国と日本の違い

車線があまり関係ない状態になってる。。。

2、人が飛び込んでくる

 中国で運転するとバス・タクシーも怖いですが、

 ”人間”も同様に怖いです。

 横断歩道など関係なくつっこんできます。

 信号を守らない人は星の数!

 自分勝手に交通ルールを守らない人々

 これ非常に怖いです。

3、人が車を譲ってくれる

 
 先に述べたことと矛盾するような感じもしますが

 怖いばかりでなく便利な事と言うか変わったことです。

 信号のある十字路で左折や右折すると歩行者に出くわすのですが

 日本の感覚で、歩行者のために車を止めて待っていると

 歩行者が止まり車を先に行かせてくれます。

 日本では、”歩行者優先” ですが、

 中国では、”車優先” なわけです。

 日本人からすると非常に不思議な感覚です。

こんな感じでしょうか??

なんか怖い怖いを連続しておりますが、普通に中国へ来たことある人

なら分かるようなたとえ話をしますね。

クラクションのこと!

日本で車のクラクションを言葉に翻訳してみてください。

(つまりもしもクラクションの音”プップー”が言葉だったら。。。

 と言うことです)

私の感覚からすると、

日本で聞くクラクションは、

”道を譲ってくれてありがとう!”

”危ないよ、(この)車が通るよ~”

”ここにも車がいるよ、気をつけて~”

みたいな やさしい感じの言葉に翻訳されるような気がしますが

中国では聞くクラクションは。。。

”どけコラ~! 死にてぇのか!”

”トロいの~、殺すぞ!”

のような感じに聞こえます。

極端な表現ですが本当にこんな感じに聞こえます。

たぶん中国にある程度住んだ事がある人なら

この表現、ものすごくよくわかると思います。

人も車も譲り合いの日本

人も車も割り込みあいの中国

どっちがいいのかわかりませんが、

ドライバーも歩行者も注意して交通事故に巻き込まれないよう

自己防衛するのが大切ですね。

それでは、また

(2020年加筆)

これはだいぶ現在のシンセンでは変わりましたね。

マナーがよくなりました。

車が人に路を譲らなければならなくなりました。

(当たり前だが。。。)

とはいえ、まだまだ日本よりは運転するのは怖いと思います。。。