インディージョーンズ in China
今回のはすごいです~
前回のメルマガの続きのような内容ですが。。。
参考記事
事の発端は、車購入の元同僚Mくんからの連絡です。
”くるまがとどいた~! ドライブドライブ!!”
ということで、早速彼が我が家へ来てドライブする事になりました。
休日に軽く市内をドライブ~
別に何でもないことのように聞こえますが、
場所が
中国!!!
ともなると、かなりのアドベンチャーです。
(ちゃんちゃらっちゃーん、ちゃらら~♪ という感じに
『インディージョーンズ』のテーマが聞こえてきそうです)
↑↑↑
イメージ動画です。(予告編)
さらに聞いてみると、このMくん
日本で車の免許は取ったものの”バイク専門”で
車はほとんど運転したことがないとのこと。
(ある意味助手席に乗る私もインディー博士??)
そしてこの2人のインディー博士が向かった先は、
シンセン市内のジャスコでした。
いや~、中国に長いこと住んでいますが
車を運転するドライバー側の視点で車に乗ったのは
初めてなので、ものすごく貴重な経験をしました。
(客として車に乗るときとかなり違う気持ちが味わえました)
中国で運転する場合の日本との大きな違いは、以下の通りです。
1、バス・タクシーが怖い
中国で人の割り込みが激しいのは有名ですが
車も同様に割り込みが激しい!
それも他人の迷惑お構いなしの割り込みがすごいです!
車を運転する人なら分かると思いますが、
2車線にまたがる割り込みバンバンです。
それも、乗用車がやるならまだしもバスがやります。
つまり
バス・タクシーなどの運転のプロ
↓↓↓
他の車以上にガンガン割り込んでくる
非常に怖いです。
日本では、”バス=よく道を譲ってくれる”
という認識で、自分が割り込みたいとき、
”バス=うれしい存在” ですが。。。
中国では、”バス=でっかい嫌な奴”です。
譲ってくれるどころか、あの巨体で突っ込んできます。
こわい。。。
車線があまり関係ない状態になってる。。。
2、人が飛び込んでくる
中国で運転するとバス・タクシーも怖いですが、
”人間”も同様に怖いです。
横断歩道など関係なくつっこんできます。
信号を守らない人は星の数!
自分勝手に交通ルールを守らない人々
これ非常に怖いです。
3、人が車を譲ってくれる
先に述べたことと矛盾するような感じもしますが
怖いばかりでなく便利な事と言うか変わったことです。
信号のある十字路で左折や右折すると歩行者に出くわすのですが
日本の感覚で、歩行者のために車を止めて待っていると
歩行者が止まり車を先に行かせてくれます。
日本では、”歩行者優先” ですが、
中国では、”車優先” なわけです。
日本人からすると非常に不思議な感覚です。
こんな感じでしょうか??
なんか怖い怖いを連続しておりますが、普通に中国へ来たことある人
なら分かるようなたとえ話をしますね。
クラクションのこと!
日本で車のクラクションを言葉に翻訳してみてください。
(つまりもしもクラクションの音”プップー”が言葉だったら。。。
と言うことです)
私の感覚からすると、
日本で聞くクラクションは、
”道を譲ってくれてありがとう!”
”危ないよ、(この)車が通るよ~”
”ここにも車がいるよ、気をつけて~”
みたいな やさしい感じの言葉に翻訳されるような気がしますが
中国では聞くクラクションは。。。
”どけコラ~! 死にてぇのか!”
”トロいの~、殺すぞ!”
のような感じに聞こえます。
極端な表現ですが本当にこんな感じに聞こえます。
たぶん中国にある程度住んだ事がある人なら
この表現、ものすごくよくわかると思います。
人も車も譲り合いの日本
人も車も割り込みあいの中国
どっちがいいのかわかりませんが、
ドライバーも歩行者も注意して交通事故に巻き込まれないよう
自己防衛するのが大切ですね。
それでは、また
(2020年加筆)
これはだいぶ現在のシンセンでは変わりましたね。
マナーがよくなりました。
車が人に路を譲らなければならなくなりました。
(当たり前だが。。。)
とはいえ、まだまだ日本よりは運転するのは怖いと思います。。。