妊婦の食事 in China 病院食はうまいの~
ようやく落ち着いてきたので、第二子出産時の話をします。
まず、中国で中国人として出産する場合、”準生証”という
子供を生んでもいいですよという許可証を取らなければいけません。
我が家の場合は、お姉ちゃんがいるので2人目になるため
”一人っ子政策”のこの国では、2人目を生むには
ワイロや罰金が必要になります。
愛妻が以前里帰りをしたときに、役人に飯をおごったのですが
” 準生証発行して!”というと、
”まー、次回またその話をしましょ!”とはぐらかされました。
飯一回では、だめだったようです。
当然、日本人の私はそれが頭にくるので、
中国籍はいらない!2人目は、日本国籍だけにしよう!
という決断をしました。
そうする場合は、
病院で発行する、”出生証明書”を持って日本領事館に行って
必要書類を書いて出生後3ヶ月以内に行えば
日本の戸籍に載るので問題ないそうです。
(でも、今回の病院は、発行までに約半月かかります。。。)
まだ未入手状態ですぅ。。。
さて、病院事情ですが。。。
少しお話していますが、とにかく中国では妊婦も人間扱いしてもらえません。
詳しくは。。。参照記事 【2人目はつらいの~】
今回の病院は比較的マシなほうで、
予定は土曜日でしたが、結局月曜日に病院に行ったら、
奥さんの状態も加味して、月曜入院、月曜出産と全てが当日決まりました。
さて、出産してからの入院生活。
日本ではびっくりするかもしれませんが、
中国の病院では何もかも”お金が先!”
早く手術しなければ、死んじゃう!!!
という状況でも、”まず、お金払って!”
という感じです。
よって、今回も入院する際、デポジットをまず払います。
最初は、3,000元(約36000円)でした。
そして、出産後入院中に
”次の治療をするのにお金が足りないからデポジット追加を!”
と言われさらに使う前に3000元追加しました。
ここで、お金をもし払わなかったら病院を追い出されるかもしれません
(中国では本当にありえそうだから怖いです。。。)
当然ですが退院後、余った分のお金は払い戻してもらえます。
(最終的に700元返ってきました)
よって、今回の入院費用は、5300元(約65000円)な~り~
日本の”給食費未払い問題”なんてありますが、
中国では100%そんなことは起こらないでしょうね。
”お金がない? じゃあ、食うな!”
の一言でおしまいでしょう。 苦笑
当然病院にいれば、ご飯を食べますが病院食。。。
ほかの中国人は”まずい!”と言ってましたが
病人に食べさせる食事なので薄口に作ってあり
普段味が濃すぎると思ってしまう私ら日本人にとってはちょうどよく
私はおいしくいただきました。
↓
愛妻には、”あんたはどこの国でも太れる”とよく言われます。 あはは
ちなみに値段は4.5元(約50円強)でした。
病院生活は、以前も触れましたが”基本は家族が世話する”
看護婦さんがやってくれるのは、新生児のお風呂入れくらいです。
ベッドが血で汚れるので、ベッドに引くシートみたいなものが
必要になりますが、こういったものも
患者側が買わなければなりません。
(そんなもん、病院でそろえておけよ~!)
あと、中国では日本と違いいろいろな習慣があるのもびっくりです。
場所によってもいろいろ違いますが
体力回復のため、スープを飲ませます。
だけど、これもどんなスープ作っていいのかわからないし
困っていたのですが、愛妻のママさん友達たちが日替で
いろいろなスープを作ってきてくれました。
持つべきものは、どこの国でも友達ですね~
そんないろいろなカルチャーギャップを感じた
今回の出産でしたとさ。
今回は、出産時の入院生活に関するお話でしたとさ
おまけ(さ~がんばっていきましょう!)
いや~もう大変!
私も出産のための休暇は終了し仕事をスタート。
助っ人で来ていた私の両親は帰り、愛妻の父が今は
助っ人としておりますが。。。
長女(3歳)は、気管支炎
次女(1ヶ月未満)は、下痢気味
二人して病人しているため、病院ばかり行っています。
はぁ~大変だ~
でも、充実してますよ!