和製中華料理は中国料理ではない!
ゴールデンウィークに、日本一時帰国してきましたが、
高尾山に登ったくらいで、旅行らしい旅行はせず
家族サービスと諸々の事をして時間が過ぎた休暇でしたが、
そんな中友達と中華を食べに行ったのですが、、、
私が中国に来る前、日本で食べる”中華料理”=”中国料理”だと思ってました。
しかし、実際の中国に来てみると
”和製中華料理”は、全然中国の食べ物ではない!
日本人の舌に合わせた、日本オリジナルの食べ物だな~と
しみじみ思います。
※ でも”和製中華料理”は、おいしいし、私は大好きです!
中国に旅行で来たり、出張で来たことのある人であれば、
このことが理解できると思います。
まず、和製中華料理は、
よく片栗粉を使って”とろみ”を出させるものが多いですが
実際の中国料理は、とろみのある料理は基本的にないです。
また、味付けが日本人向けに薄味になっています。
よくメルマガの中で私の妻が
”日本の麻婆豆腐を食べて怒る”という話をしますが、
日本の麻婆豆腐は、中国人の舌からしたら
・甘い
・辛さも”麻の味”もない
と思うと思います。
この”麻の味”というのは、”辛い”という味と別物で
日本語で表現すると”舌がビリビリしびれるような味”って感じでしょうか?
”麻”とは、”麻酔”の”麻”と言えば、少しイメージできますかね?
近いのは、”山椒”のビリビリしびれる感じを何十倍にもしたような味です。
本当の”麻婆豆腐”とは、四川省の”辛い味”と”麻の味”のミックスした
味付けをした豆腐なので、和製中華のそれとはだいぶ違います。
あと、”回鍋肉(ホイコーロー)”
和製中華だと、単なるキャベツ炒めのような感じがします。
本場の物は、脂身の多い肉とラーチャオ(唐辛子)の炒め物です。
脂身が多い肉が油を出しながら鍋の中でグルグル回るから
このような名前がついたのですかね? (←これは私の勝手な解釈です)
本場の中国料理は、和製中華のように味の薄い”お上品”なものではなく
辛いものは辛く
しょっぱいものはしょっぱい
普通の日本人感覚からいうと
”味が濃すぎて、、、脂身が多すぎて、、、体に悪そう。。。”と
思うくらいなのが、本場の中国料理だと思います。
ちょっと下品なイメージに思うかもしれませんが、
この下品さがおいしいんですよ! (笑)
あと、今回私の妻がおもしろいことを言ってたのですが、
日本のラーメン屋さんの”セットメニュー”って中国人から見ると不思議!
・ラーメン
・餃子
・チャーハン
をセットにしてますよね?
日本人感覚だと普通に思いますが、
中国人からすると、これらは全て主食でオカズがない!
と考えます。
(お好み焼きと焼きそばをおかずに白飯を食べるって感じですかね?)
ラーメン、チャーハンはわかると思いますが、
本場の餃子は、もっと皮が厚くモチモチしているため
扱いとしては”主食”です。
この感覚がわかる人は、なかなかの中国通ですね。
あと、和製中華料理で、面白いのは
・天津飯
・エビチリ
・エビマヨ
でしょうか?
本場の中国料理には、このようなものはありません
ま、おいしいからいいけどね~
こんな文化の違いを理解するのも面白いですね
今回は和製中華料理と本場の中国料理に関するお話でした。
おまけ(ご主人様大好き~)
日本一時帰国から、中国に戻りまた中国単身赴任生活なのですが、
我が家には、かわいい子猫(ラッキーちゃん)がいます。
Youtubeで見たのですが、”猫がご主人様大好き!”と
表現する方法として紹介していたのですが、
1、しっぽを立てる
2、あおむけに寝る
3、猫が毛づくろいをご主人様にもする
4、甘く噛んでくる
などの表現をするそうです。
今回10日間も会えなかったので寂しい思いをさせてしまったのですが、
我が家に戻って来てからは、まーまー上記の事をよくやります。
私が寝ていると、私の足を甘く噛んでくるので、
うれしいんだけどちょっと痛いです。。。
でも、ラッキーちゃんには癒してもらっているので
時間ができたら、”猫ブログ”でも作ってみなさんにもシェアしたいですね
本当にかわいいですよ~