中国人から見る日本人
今回のお話は、日本人が聞くと
少し気分を害する内容になっているかと思います。
中国人の視点で見た日本人
そして、それを聞いた日本人(私)が
感じた感想、コメントを述べた内容になります。。。
日系企業で累積10年以上も日本人と接してきた
中国人ドライバーとのおしゃべりの内容になります。
私個人としては、彼(中国人ドライバー)の
するどい洞察力
日本人に対する理解
など
ある意味、衝撃でした。
その内容を、ご紹介します。
あなたはどのように感じるでしょうか???
まず会話の最初は、彼の”日本のバブル時代”への
興味からスタートしました。
この時点で”むむむ、なかなか頭のいい人だな?”と思います。
なぜかと言うと、バブリーな現在の中国。
巷の人々は、いまだに値段が上がり続ける不動産を
買おうとしています。
”中国の不動産が下がるはずがない!”
”下がったとしても、少しだけ! 中国は他の国と違う!”
と不動産価格に対して、ものすごく強気の意見が
一般的です。
そんな中、昔のバブル期の日本の状況に興味を持つと言うことが
一歩先を行った考え方だと思います。
私もバブル期の当時は学生だったので、あまり詳しくないけど
不動産の価値が1年もしないうちに1/3くらいまで落ちたりした
こともあったらしいよ~
などの、意見はものすごく衝撃的だったらしいです。
そこからドンドン話の話題は、
【日本文化、日本人】
に移っていきました。
まず彼の感じる
日本人の特徴 その1
【よその文化を受け入れない、日本がナンバー1と思っている】
この意見は意外だったのですが、よくよく聞いていくと
納得させられました。
”よその文化”特に欧米以外のアジア諸国の文化を受け入れようとしない
日本の文化のほうが上なので、他国の文化はそれ以下!
と考える、特に年配の人にその考えが強い
と言っていました。
私も、以前働いていた会社で中国人スタッフを交えた幹部会議で
私の出勤初日に、挨拶をしたときの言葉
”日本の文化と中国の文化のお互いのよいところを吸収して、
がんばっていきたいです。”
と私は挨拶したのですが、当時の日本人総経理に
”中国人から学ぶ事なんてないね!”
と言われたのを今でも鮮明に覚えています。
まさ、彼の言うとおりだと思いました。
日本人の特徴 その2
【ものすごく礼儀正しいが、慣れてくると中国人を見下す】
これは、彼の経験から出てきた言葉なのですが、
一人の中国人として、日本人と接するには、
”適当な距離感があるほうがよい”
とのことでした。
これもものすごく納得しました。
適当な距離感がある関係だと、日本人はものすごく礼儀正しく
相手をものすごく尊重する。
しかし、距離の近い関係(つまり仲良くなる)と
遠慮しなくなってくるため、本音が出てくる。
すると、上記(その1)のような
外国人(中国人)を見下す態度を取ってくるとのこと。
なので、中国人として日本人と接する場合、
一番よいのは、あまり仲良くならず適当な距離感のある関係が
一番よいと言ってました。
それも人によるので、よく相手を見て判断すべきとの事!
結構鋭く日本人の特徴を捉えているかもしれません。
日本人の特徴 その3
【されど、若者は柔軟性に富んでいる! がんばれ日本の若者よ!】
年配の人は、外国人を見下す考え方が強い傾向にあるが、
日本人の若者は、人にもよるが外の文化を受け入れる能力に
富んでいる。
なので、若い日本人が今以上に積極的に外国へ行き
いろいろな文化を学び、吸収し日本に持ち帰ればベストだ!
彼の考える、日本経済の再活性法は、
”日本にいる日本人をいったん外国に全て出して、
いろいろなものを吸収してから、日本に引き戻す!
そうすれば、日本はものすごい国になると思う!”
と言ってました。
私も、ものすごく彼の意見に賛成です。
私は日本を飛び出して15年目になりますが、
日本に住んでいたのではわからないだろうな~
と言うもの
日本の外からだからわかる日本のよさ/悪さ
みたいなものを多く体感した部分があると思います。
日本の若者よ!
日本再生のために、海外に飛び出せ!!
今回は、ある中国人の見る日本人像に関するお話でしたとさ
おまけ(雹(ひょう)。。。)
びっくりです。
今週、私の会社がサプライヤーに雹(ひょう)が降りました。
怖いです~
その工場の隣の建屋の鉄板でできて天井は、ボコボコ!
まーでも、私の部下やそのサプライヤーの方々で
怪我した人などはいなかったらしいので、
よかったのですが、自然の災害って恐ろしいですね~