先日、「中国生活27年、日本人おじさんの帰宅後」という短い動画を投稿しました。

内容は、本当に平凡です。

仕事から帰宅した私が、自宅で卵をゆで、そのゆで卵をつまみにお酒を飲む。

ただそれだけの動画でした。

派手な観光地も出てきません。

高級な中国料理もありません。

驚くような事件も起きません。

ところが、この何でもない日常動画が、

中国版TikTokにあたる抖音で約9万9,000回、

WeChatチャンネルで約5万7,000回再生されました。

合計すると15万回超えです。私にとっては十分な「プチバズ」でした。

@shenzhen_rabbit 中国生活27年、日本人おじさんの帰宅後 中国生活27年、深圳在住26年。仕事から帰った後は、新しく買ったポットでゆで卵。そして当然、濃いハイボールです🥃  #中国生活 #深圳生活 #海外生活 #帰宅後ルーティン #一人晩酌 ♬ オリジナル楽曲 – shenzhen_rabbit

正直なところ、なぜ中国の人たちが、日本人のおじさんが自宅でゆで卵を食べながら晩酌している姿を、

これほど見たがるのかは今でもよくわかりません。

一方、日本向けTikTokにも同じ動画を投稿しましたが、

再生回数は約450回でした。

日本向けの投稿を始めたばかりで、まだフォロワーが少ないことも理由の一つだと思います。

ただ、同じ動画でも国やSNSによって反応がここまで違うのは興味深いところです。

中国SNSでは外国人の普通の生活が面白い?

中国SNSでは、外国人が中国でどのような生活をしているのかに

関心を持つ人が少なくありません。

特別な観光情報だけでなく、

「どんな家に住んでいるのか」

「普段は何を食べているのか」

「中国でどのような暮らしをしているのか」

といった、何でもない日常そのものがコンテンツになります。

私にとっては普通の帰宅後の過ごし方でも、中国の視聴者から見ると

「中国で長年暮らす日本人のリアルな生活」として珍しく映ったのかもしれません。

今回の動画を通じて、作り込んだ企画だけが評価されるわけではなく、

飾らない日常にも需要があることを知りました。

中国人視聴者から届いた温かいコメント

今回、特に印象に残ったのは、再生回数以上にコメントの多さです。

中国SNSに日本人の私が動画を投稿することに対して、

多くの人が好意的に受け止めてくれました。

たとえば、次のようなコメントです。

・「卵をゆでた後、冷たい水に入れると殻がむきやすくなるよ」

・「城中村に住んでいるの?」

・「一度にそんなに卵を食べて大丈夫?」

・「中国にそんなに長く住んでいるの?すごいね」

・「部屋が少し汚いから掃除したほうがいいよ」

・「便器に熱いお湯を流すのはやめたほうがいいよ」

なかには、少しおせっかいに感じるコメントもあります。

ただ、全体としては、私の体や生活を心配してくれる内容でした。

動画を見ただけの相手に対して、卵のむき方から部屋の掃除まで

教えてくれるのですから、中国SNSらしい距離感の近さを感じます。

現地で生活していると、中国の人は知らない人に対しても

意外と世話好きだと感じることがあります。

今回のコメント欄にも、そのような中国人らしい親しみやすさが表れていました。

約15万回再生で批判的なコメントは3件

一方で、ごく少数ですが、日本に対して批判的、

あるいは不快に感じるコメントもありました。

確認できたのは、主に次の3件です。

・「918、731、77、南京大虐殺を忘れない」

・「南京大虐殺をどう見る?」

・「核汚染水はおいしい」

こうしたコメントの背景に、中国の歴史教育や日中関係に関する報道が

影響している可能性はあると思います。

ただし、コメントを書いた本人の考えや意図はわからないため、

「すべて反日教育の影響だ」と断定することはできません。

また、約15万回再生された中で、私が確認した明確に批判的なコメントは3件ほどでした。

数だけを見れば、ごく一部です。

中国人は日本人に友好的なのか

日本に住んでいる方が中国人にどのようなイメージを持っているかはわかりません。

ニュースでは、日中間の政治的な対立や反日的な言動が取り上げられることが多いため、

「中国で日本人が動画を出したら批判されるのではないか」と思う人もいるでしょう。

しかし、私が中国で長く暮らし、実際にSNSへ動画を投稿して感じるのは、

基本的には友好的な人が圧倒的に多いということです。

日本人だからという理由で応援してくれる人もいます。

中国語を間違えても励ましてくれる人、中国生活について質問してくれる人、

体調や食生活を心配してくれる人もいます。

その一方で、ごく少数ながら、歴史問題や処理水問題を日本人個人に

ぶつけてくる人がいるのも事実です。

つまり、

「中国人は全員反日」でもなく、

「中国人は全員日本好き」でもありません。

大半は普通に友好的ですが、一部には日本に対する強い否定的感情を持つ人もいる。

この両方が存在しているのが、実際の中国社会に近いと思います。

中国SNSを通して見えた日中交流のリアル

今回の動画は、ゆで卵で晩酌するだけの内容でした。

それでも多くの中国人が見て、笑ったり、心配したり、

生活のアドバイスを書き込んでくれました。

政治や歴史の話になると日中関係は難しく見えますが、

個人同士の交流では、もっと普通で温かい関係がたくさんあります。

もちろん、不快なコメントを無理に受け入れる必要はありません。

内容によっては削除、非表示、ブロックなどで対応することも必要です。

ただ、数件の批判的なコメントだけを見て、中国人全体を判断するのも違うと思います。

現地で暮らし、実際に中国SNSで発信してみると、

報道だけでは見えない中国人の親しみやすさや人情に触れることがあります。

今回のプチバズは、再生回数以上に、

中国の人たちが日本人の何でもない日常を面白がり、

気軽に声をかけてくれることを知る機会になりました。

今後も、中国で暮らす日本人おじさんのリアルな日常を、

日本向けTikTokで発信していきます。

中国のローカル料理、街の風景、少し変わった文化、

そして時には今回のような何でもない晩酌まで、

中国生活の現場をそのままお届けする予定です。

【shenzhen_rabbit(私の日本TikTokアカウント)】

中国のリアルな生活に興味がある方は、ぜひフォローして動画もご覧ください。

おまけ(動画投稿ドはまり)

4月に覚えたてのCapCutの基礎的な動画編集スキルをきっかけに

中国SNS投稿をはじめ、7月から日本のTikTokにも動画投稿を始めました。

(つまり超新米インフルエンサーです。)

外で撮影した素材をショートムービーにまで編集するのは本当に一苦労ですが、

現在私のマイブームです。

昔は情報配信と言えば、メールマガジンやブログが主流でしたが

今はSNSが主流の時代。

豊かで楽しい老後生活を過ごすためにも、SNS投稿をがんばっていきたいと

思う今日この頃です。

動画投稿は、フォロワーが1000人超えて初めてスタート地点に立つんだな~とか

最初の冒頭2秒で勝負が決まるなど

実践してみないとわからないことがとても多く、苦労はしていますが

楽しみながら動画投稿しています。

あきらめずに続けること(動画投稿を続ける)ができれば、

徐々にアカウントは育っていくと思うので、あきらめずに続けていきたいと思います。

(現在考え中の動画アイデア)

・中国人同僚にCookDoシリーズを作ってもらったら。。。

・中国で変なもの食べてみたら。。。

などなど

興味のある方は、フォロー及び応援よろしくお願いいたします

【shenzhen_rabbit(私の日本TikTokアカウント)】