中国の子供の教育 その1 (私立小学校の苦難)

かなりご無沙汰しておりました。

ここ最近、本当にいろいろと忙しかったのですが、

その中の主な原因のひとつに

”長女(小学生)の宿題の面倒!”

があります。

日本の感覚から行くと、大したことではない!

と思いますが、ここ中国では重大問題です。

我が家も一時は離婚の危機にまでさらされたほどでした。

今回はその中国の子供の教育、宿題事情などについてお話します。

まず、中国は日本では想像を絶するほどの

”超詰め込み教育”です。

それも、我が家の長女が行っているような私立の学校は

公立のそれよりさらに詰め込みます。

中国でも日本と同じようにどの学校も国が指定した教科書を使って

授業をするのですが、長女の通う私立の学校では、

その指定の教科書以外に別の教科書も教えるため

公立の学校と比較すると授業の進む速度は約2倍になります。

※ちょうど長女の幼稚園の同級生たちが違う小学校へ行ったので

このような比較ができます。

ちなみに長女は、”小学校1年生”になりたてです。

”語文”(中国語、 日本で言う”国語”)の授業でいうなれば

公立の学校でピンイン(中国語の読むための記号)を習っているとき、

長女の学校では、ピンインが終わり簡単な読み書きがスタート

”英語”の授業では、最初の1ヶ月目で

英語で1から100まで書かせ覚えさせ始めます。

(one, two, …. eleven, twelve, … one handred !)

日本人成人でもひとつもスペルを間違えることなく書くのは

かなり困難だと思います。

”数学”の授業では、最初の1ヶ月目で

そろばんの原理も習い始めます。

(ちなみに日本では小学校3年生からスタート)

さらに、長女の学校は英語(外国語)で数学を習います。

学校は、9月からスタートなのでもう3ヶ月が経とうとしております。

宿題の面倒を私ら夫婦で見るのですが、

私は、すでに一部”語文(中国語)”でわからないところが

出てきてしまってます。

そして妻も、すでに一部”英語”と”数学”でわからないところが

あります。

※”数学”と英語で習っているので、当然ですが英語で数学の問題が出されます。

まだ6歳になりたての長女は毎日こんな難しいことを

学んでいるのか?と思うのですが、

それにもめげず日々がんばっております。

(逆にその姿を見ると、大人のこちらがエネルギーをもらいます)

日中関係の悪化から、

”子供を公立の小学校に入学させる=いじめられる”

と親心ながらに考え、外国人の多い私立の学校に入学させたのですが

こんなプレッシャーに毎日押しつぶされるなら

少しいじめられても公立の学校のほうが、本人はよかったのでは?

と少し思うようになるほどです。

中国人感覚からいうと、”宿題が多い=当たり前”

のようですが、日本人感覚からいうと”異常な量!”です。

もしこれから中国で(小)学校入学を検討している場合は、

宿題の量! は必須確認項目ですので、ご注意ください。

ちょっと余談ですが、

先日、長女は学校で生まれた初めての”テスト”を行い

その結果が返ってきました。

私の妻は、その結果を見てカンカンに怒っていましたが、

結果は、

語文・・・78点

数学・・・87点

英語(読み書き)・・・90点

英語(リスニング)・・・66点

と言う結果でした!

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やるじゃーん! と私は長女を褒めました。

ご褒美に”好きなもの食べに行こう!”と

長女に聞いた結果、選んだお店が。。。

”和民(わたみ)”でした。 笑

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つづく。。。

今回は、中国の子供の教育に関するお話でしたとさ

おまけ(W誕生日!)

昨日(11/21)は、次女の3歳の誕生日でした。

さらに、今年はこれまた偶然なのですが、

中国の旧暦だと昨日は、9/29になるのですが、

9/29は、長女の誕生日なのです。

つまり昨日は、新暦の次女の誕生日でかつ

旧暦の長女の誕生日!

つまりW誕生日でした!!

ということで、ハローキティーの形をしたケーキを買って

誕生日を祝ったのですが、

最近、次女は”手足口病”と診断され、手足口にブツブツがあるので、

何かを口にすると痛いのですが、がんばってケーキを食べてました。

来年の誕生日は、健康だといいな~

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