大事件が起こりました!!!

タイトルの通りなのですが、コロナのせいで外国人は

キャッシュレスでバスにも地下鉄にも乗れなくなりました!

いったいこれはどういうことなのか?

私の経験を踏まえ、どのように解決したか?まで合わせて

お話ししていきたいと思います。

コロナの影響でシンセン通など外国人が登録不能に

ある日、私がウォーキングをして遠出をした後、疲れたので

バスに乗って帰ろうとしたのですが、そこで事件は起こりました。

いつものように、バスに乗る際は、

1)非接触型の体温測定

2)グリーンコードを見せてコロナ陰性であることを証明する

3)Wechatミニプログラムの”乗車マ”を開いてバス代をキャッシュレス決済

の順で行うのですが。。。

あれ???

バス代を払うプログラムを開くと、

”実名承認をする必要あり”

と表示されます。

あれ? 普段はこんなことしなくていいのに??

と思いつつ画面を進めていくと、外国人にとって恐怖の文字が。。。

”身分証番号”の入力欄です。

この”身分証番号”とは、中国人(厳密に言うと大陸人)の持つ

18桁の身分証番号です。

当然ですが、私は日本人なのでこの身分証番号はありません。

普通は、身分証番号以外に、パスポートナンバーや

香港や台湾人の身分証番号を入れる欄を選択できるようになっているものですが、

今回のこのアップデートでは、身分証番号の入力欄しかありませんでした。

そこで、乗り込んだバスのチケット売りのおばちゃんに

”私は外国人だから、身分証番号がないから実名承認できない!”

というと、

”じゃあ、現金はないのか?”とのこと。

現在のキャッシュレス化の進んだここ中国で現金なんか普通は持ち歩きませんので、

”現金なんかあるわけないじゃん!”

というと、チケット売りのおばちゃんは、

”どこまで乗っていくの?”

というので、行き先を伝えると、黙って去っていきました。

まー、現金なんか持ち歩くわけないし、乗る距離も近いからいっか!

という事なのでしょう。

無料でバスに乗っちゃいました。 (バス代は2元:約40円弱でした)

ラッキー!

という話ではなくて。。。

えー! 外国人は、キャッシュレスでバスに乗れなくなったの???

という大問題です。

さらに、私が地下鉄に乗る時、キャッシュレスで地下鉄代を支払う時に使う

Wechatミニプログラムの”シンセン通”も同じように

実名承認が必要 + 身分証番号の欄しかない

ということで、外国人は急にバスにも地下鉄にも

キャッシュレスでは乗れなくなってしまったのです。

それも、今回のアップデートは、バスや地下鉄などを乗車する際、

グリーンコードなどとリンクさせるためのアップデートのようなのですが、

身分証番号の入力欄だけって、、、

最近つくづく感じるのですが、中国に住んでいると

昔は外国人をとても優遇してくれていたのですが、

最近は、外国人は肩身が狭いです。

今回のコロナも、報道の影響もありますが

”外国人や外国からやってくる人が中国にコロナウイルスを持ってくる”

という風に考えている人が多いです。

(元はと言えば、中国武漢からコロナ拡大したのに。。。)

外国人のみ10年前の世界に逆戻り?

急にキャッシュレスでバスにも地下鉄にも乗れなくなってしまった。

私は、その後お友達と会う約束があり、

地下鉄に乗って友達に会う予定でしたが、今回のミニプログラムが

使えなくなった問題があるので、現金を持ち歩くか?

それとも別の方法を探さなければならなくなりました。

そこで、スマホの電子決済がここまで普及する前は、

お金をチャージ可能な”シンセン通”の磁気カードを使っていたのですが、

今回急遽、スマホで決済ができなくなったので、

昔使っていたその”シンセン通”カードがないか探しました。

このカードは、かなり長い事使っていないので、

今も問題なく使えるかどうか? わからなかったので、

地下鉄の駅に行って、このカードが使えなかったら

仕方なくタクシーに乗るか。。。

という覚悟で、地下鉄の駅に向かいました。

(結果、カードは正常に使えたし28元中に入っていたのでチャージ不要 笑)

しかし、カードを持って地下鉄に乗る。。。

10年前に戻った気分でした。 悲

ちなみに、会いに行ったお友達というのは、台湾人だったのですが、

今回の出来事を話したら。。。

”私たち台湾人も同じ! 大陸の身分証がないから私らも使えない”

とのことでした。

台湾人もその他外国人同様、肩身が狭いですね。。。 悲

対策(シンセン通のAPP導入)

しかし、今回の問題についていろいろと情報を探ってみた結果、

知り合いから教えてもらったのですが、

”シンセン通”のミニプログラムではなく、アプリをインストールすれば

身分証ではなく、銀行口座をリンクすれば

それで実名承認ができるという情報を得ました。

早速やってみましたが、その情報の通りで

・Wechatの実名承認

・銀行カードによる実名承認

の2つの方法がありました。

(2つの方法)

上記のWechatの実名承認は、先ほどと同じように

身分証番号の入力欄だけなので、外国人は登録できません。

しかし、”銀行カードによる実名登録”であれば、

外国人でもOKです。

ということで、早速やってみたのですが、、、

なぜか私のカードはエラーになるので、

チャットで”シンセン通”に問い合わせました。

対応してくれた人に

・パスポート番号

・名前

・性別

・電話番号

を伝えて、3~7稼働日以内に使えるようになるとのこと。

数日後確認してみたら、”実名承認”が完了していました

あとは、このアプリ自体にチャージすれば使えるようになります。

結果的に無事キャッシュレスでバスや地下鉄に乗れるようになったので

よいのですが、今回のコロナ騒動でこのような細かな弊害が

特に外国人に降りかかっています。

今回の情報が、中国在住の外国人の役に立てれば幸いです。

今回は、コロナ禍アップデートによる外国人への弊害に関するお話でした

 

おまけ(押忍!)

私はシンセンで琉球空手を習っているのですが、

肋骨骨折 → コロナによる隔離 のせいで、

かなり長いこと稽古に行けませんでした。

私の長かったコロナの隔離が明けても、移動制限があったため

稽古場は閉鎖していましたが、ついに本日から稽古再開です!

思う存分、隔離で鈍った体を鍛えなおしてきたいと思います。 押忍!