日本でも報道されていると思いますが、

非常に厳格だった中国の”ゼロコロナ政策”は、一気に方向転換し

強制隔離や行動制限といった”ゼロコロナ政策”は手のひらを返したように

緩和され、PCR検査所が撤去され、健康コードの提示不要になり

行動が自由になりました。

しかし、急な政策緩和でいろいろな弊害が出てきたことを前回述べましたが、

ゼロコロナ政策緩和後にやってきた、コロナ感染拡大が現在の中国で起こっています。

ちなみに私もコロナに感染しました。(苦笑)

ゼロコロナ政策後の中国コロナ感染拡大

日本でも報道されていると思いますが、中国ではコロナ感染拡大しています。

中国政府は感染者数の統計をやめ、感染者は20%くらいの人(2億人以上)が

感染したと言われていますが。。。

冬場、医療施設の増強なしなど政策緩和タイミングは最悪

まずは、こちらの参考動画を

【中国 「ゼロ・コロナ」政策を緩和して以来 感染拡大の真相】

この動画で言っていることも一理あります。

政策を緩和したから感染爆発したのではなく、緩和前からすでに感染爆発

していたかもしれません。

動画では約7割が感染したと言ってますが、場所によっては正しいかもしれません。

日本の報道では、2割が感染したと言ってますが、

中国は広く、ド田舎も大都会も全て混ぜて平均したら2割くらいなのかもしれませんが、

都市部では、当然田舎よりも感染する確率は高い。

私の住むシンセン市は都会なので感染率は高いと思いますが、

私の会社の同僚や知人たちの感染状況を見るとざっくり6割くらいは感染している感じです。

しかも、日本で感染した人に聞いたコロナに感染の症状と比較すると、

中国で感染した人の症状は、日本の感染者の症状よりも重い人が多いように感じます。

(人それぞれ症状は違いますが。。。)

ちなみに私は病院で抗原検査を行いコロナ陽性判定を受けましたが、

熱は最高でも37.9℃で、寒気、頭痛、鼻水など比較的症状は軽いほうです。

私の個人的感想ですが、今回の中国でのコロナ感染爆発は、政策緩和がちょうど

12月上旬なので、コロナ以外のほかのウイルスの合併症があったのでは?

だから症状が重い人が比較的多いのかもしれません。

政策緩和するにしても風邪をひきやすい冬場に緩和するなんて、全く頭使っていませんね。。。

もしかしたら本当に、動画で言うようにゼロコロナで抑えきれなくなったから緩和したのかもですね?

政策緩和で風邪薬と抗原検査キット買い占め

日本でも影響が出ていると思いますが、ゼロコロナ政策緩和後、

コロナ感染拡大したので、中国の薬局では風邪薬と抗原検査キット買い占めが起こり

中国国内では購入が非常に困難になっています。

それに伴い、中国国外でも同様に中国人が風邪薬と抗原検査キットを買い占め

品薄になってしまうという弊害が出ているようです。

参考動画

【香港やタイの中国人 薬を大量に購入して中国に送る】

現在は、風邪薬や抗原検査キット品薄の対応策として、一般人同士で売買できるアプリが

出現し始めました。

つまり買い貯めしたけど、コロナが完治し薬がいらなくなった人が

今度は売ることができるようにするためなのですが、残念ながら外国人は

このアプリは使えないそうです。

混雑する発熱外来

感染拡大で、病院、薬局、火葬場が大行列!

という報道がされていると思いますが、私の住むシンセン市では、

それほどひどくはありませんでした。

私は、まず政策緩和直後に風邪をひいて病院に行きましたが、

その時、発熱外来はあまり人がいませんでしたが、先週発熱した時(この時コロナになった)

再度発熱外来に行きましたが、その時は結構患者がおり、

発熱外来のエリアに入るところで時折列ができていました。

行列ができていること以外に特記すべきは、コロナの検査でしょう

緩和直後のまだ感染爆発していないときは、鼻ぬぐい液によるPCR検査でしたが

感染爆発後の検査は、抗原検査を患者自身にやらせるようになってました。

(人員削減+簡素化していた)

この事実だけでも、患者が一気に増えたことを物語ってますね。

このコロナ感染爆発は、今後どうなるのでしょうか??

台湾侵攻はあり得る?

話は思い切り飛びますが、日本が一番気にしているのは”中国の台湾進攻”!

だと思います。

少し前までは、中国の一般の人も”台湾進攻”の話題をしていましたが、

現在は、ほとんどこの話を聞かなくなりました。

正直言って、現在の中国の一般の人の関心事は、コロナです。

日本の報道でよくある”習近平が偉業を成し遂げるために台湾に攻めるのでは?”と

言われていますが、私の正直な感想は、”当分台湾進攻はないな”と思います。

まず、日本の報道であまり言われていないことだと思いますが、

中国の軍事費は膨大!と言いますが、中国は防衛費以上に国内の反乱を抑え込むための

費用を費やしております。

今回のコロナ政策や、政策緩和の失敗でより人民はストレスを抱えているので、

それを抑え込むためにいくら準備しなければいけないのでしょうか?

白紙デモが起きたくらいですから、反乱対応費用はさらにかけねばいけない状況だと

思います。

さらに軍事的なことを言えば、台湾侵攻に絶対必要な”強襲揚陸艦”(上陸時必要な戦艦)が

現在2隻(圧倒的に不足している)しかないので、まだ台湾侵攻は現実的ではありません。

とはいえ、準備はどんどんしていると思いますが。。。

コロナやその他の内政問題を解決したり、強襲揚陸艦を準備したりできないと

台湾を攻める余裕はまだないのでは? と思います

今回は、コロナ感染拡大と台湾有事に関するお話でしたとさ

おまけ(Merry Christmas and Happy New Year)

私の周りの人の間でもコロナの感染拡大があり

クリスマスも大晦日も外出せず、家にこもっているという状況ですが、

我が家にとって、大晦日は結婚記念日なんです。(笑)

それらしい雰囲気を全く味わえないですが、よきクリスマス及び大晦日を

お過ごしください。

あと、ニュースで中国はクリスマスなどの外国文化を排除するようにしてきている

というのを見ましたが、そんなことないですね。。。

タオバオの荷物追跡がクリスマスバージョンになってました。