いくら乾燥してるって言っても。。。
~河南省出張報告2009 その2~
河南省の南部の都市”南陽”の空港に着きました。
この南陽(ナンヤン)が愛妻の実家から最寄の空港に
なります。
迎えに来たのは、愛妻の弟。
私達は、荷物を持って愛娘が入院している病院へ直行です。
場所は、”方城(ファンチェン)”という愛妻実家に一番近い都市
なのですが、とは言っても、中国は広い! 本当に広い!
南陽→方城 まで60kmくらいあります。
(車で約1時間)
病院到着後、愛娘に久しぶりに再会したのですが、
最初自分の子ではないのでは?
と思ったくらい痩せこけていました。
(以前は”プックリ太っていてかわいい!”
が売りだったのに。。。)
長いこと離れ離れでしたが、やはり父親(私)の事を
覚えており、キャッキャとはしゃいでいました。
しかし、愛娘との再会を喜ぶのもつかの間
愛娘のいる病院は付近では小児科病棟のある病院で
一番しっかりした病院なのですが、
ビックリです。
- 汚い!
- くさい!
- うるさい!
3拍子揃った本当にひどい病院でした。
でも、愛妻の実家へ何度か行っている私からすると、
”でも、この辺ではこれが最高級の病院なんだろうな~”と
思いました。
しかし、どうして田舎の人たちは
汚くすることが平気なのか?
まるで、”汚い環境が心地よい!”と思っているのでは?
と錯覚におちいるほどです。
日本では信じられないかもしれませんが
、
病棟にトイレがあるのに、廊下で小便する人がいます。
百歩譲って”トイレまで行くことができない患者”なら
まだ許せますが、、、 スタスタ歩くガキだし、
そんな理由でもなさそうです。
さらに、トイレの前まで来るのですが、トイレのドア付近
洗面所のあるエリアで小便させる人(親)も
たくさんいます。
”トイレの中は汚いから、ここで小便させましょう。”
とでも思っているのか??
私には彼らが、”汚いのが好き!”
と思っているとしか考えられませんでした。
言葉では言いませんでしたが、
”この環境じゃ、治るものも治らない!”と思いました。
まーその最低の環境はともかく
今回の旅でビックリしたのは、
”中国農村部の発展!”です。
後ほど詳しい話をしますが、
農村部の発展。。。
発展するのはよいのですが、中身がそれについてこれない
と言う現象が、氾濫しています。
ここ病院でのエピソードなのですが、
入院している人及び付き添いの人は、服などを洗濯し
病棟の廊下に服を干したりするのですが、
ここ河南省は、非常に乾燥しており洗濯物がすぐ乾きます。
(うーん、この点はいいですね。)
非常に乾燥しているので、風邪気味の人は、
すぐに鼻水が乾燥してカピカピになります。 笑
しかし、乾燥していると言っても
”さすがにこれは無理だろ~オイ。”
と言う物が干してありました。
何だと思います??
答え
”おしっこした後の紙おむつ!”
まー、気持ちはわかりますが、紙おむつが
どんな構造になっているか理解していない人なんでしょうね~
河南省の病院。
最悪の環境で腹立っていた中、干してある紙おむつを見て
大笑いしてしまいました。
今回は、とある農村の病院でのお話でした。
点滴をすぐに打てるように針を刺しっぱなしにして
テープでグルグル状態です。
頭にテープグルグルなので、まるでかわいい大工の源さん?
安全な水飲んでますか?
~河南省出張報告2009 番外編~
今回の河南省行き。 私、愛妻、愛娘
我が家3人全員下痢しました。
(食事中の方、すいません)
私は、シンセンの薬局のオッサンに勧められた
”正露丸のバッタモン”で、下痢を治しました。 笑
話は変わって、何が原因だったのか?
考えてみたのですが、やはり原因は水じゃないかな?と
思いました。
愛妻の実家では、”ウォーターサーバーの水も怪しい!”
人々はそう疑い、沸かした井戸水をメインに飲むそうです。
日本では、蛇口をひねればきれいな水が飲めるので
日本人は、”水のきれいさを意識すること”なんて
めったにないのが普通ですが、海外ではこれは非常に重要!
水が安全かどうか?は、常に気にしなければなりません。
中国華南地区に住んでいる方でしたら我が家でも愛飲している
日系の衛生的で安全な水がいいですよ。
- このお水の会社は日系です。
- 日本語もOK。
- 事前に言えば、ウォーターサーバーのクリーニングも無料でしてくれる
など、いい事尽くめですぅ。
我が家は、この衛生的で安全な水を飲み続け
”無菌純粋培養”されていたので、河南省の水でダウンしたのでしょう。
あ~、やっぱりシンセンがいいですな~。
海外組の方でしたら、今一度、あなたの飲んでいる水が安全か?
いい機会なので、確認してみてくださいね。
(2020年加筆)
紙おむつを干す。。。
これ今でも覚えてます。 かなりショッキングでしたから。。。 笑
でもアホですよね~
かなり長いこと奥さんの故郷には行ってませんが
2020年の現在だとどうなんでしょうね~