中国の子供の教育 その3(中国式勉強の教え方)

前回の続き的内容ですが、中国の教育問題についてです。

長女の小学校入学で思い知らされたのですが、

”親の子供への勉強の教え方”

は、日本と中国で大きく異なります。

※全ての中国人が今回のようなケースであるという事では

ありませんので誤解のないようお願いいたします。

私(日本人)が長女の宿題を見る場合と

妻(中国人)が見る場合の比較ですが、

私のケース

長女の宿題について教えるとき、教えた内容を

長女が理解していない場合、

理解していないか~、じゃあ別の教え方をしよう

と手を変え品を変え、わかるまで教えようとします。

当然ですが、数パターンの方法で教えても

理解してくれない場合は、カチンと来ますが、

そこは我慢して、わかるまで教えます。

さらに長女の集中力がなくて理解していない

(しっかり聞いていない)場合は、

机から離れて、深呼吸など体を動かさせるようにします。

妻のケース

長女に宿題について教えるとき、その内容を

長女が理解していない場合、

私同様に、別の方法で教えようとしますが、

2,3回教えて理解できないと。。。

声がドンドンでかくなっていき、その状態でも

理解できないと、ビンタかキックです。(怖)

さらに

”こんな簡単なのが理解できないなんて馬鹿だ。。。”

など物理的攻撃以外に精神的攻撃もプラスされます。

妻が長女に教えている時間を観察してみると、

教えることに関連した言葉を発する時間と

教えることと無関係な言葉を発する時間(怒るなど)でいうと

長女がスラスラ問題を解けていれば問題ないですが、

スラスラ問題を解いていない場合は、

明らかに妻の口からは、後者に多く時間を割いています。

日本と中国の文化の違いもありますが、

今回の子供への教育方法では、感情的になってしまっている妻より

私のほうが正しいと思うので、

いろいろな中国人に子供の教育方法について意見を

聞いてみてますが、

”親が感情的になって子供をしかる”というのは

よくある事のようです。

聞いた感じからすると、ざっくり7割くらいの家庭は

そんな感じのようです。

私も何度も長女の宿題を見ているので

気持ちは理解できるのだけど、あくまで教える側は

先生なので出来る限り自分の感情は抑えるべき!

と言うのが自論です。

この教育方法の件で、何度も妻と言い争いをし

ひどいときは離婚問題にまで発展しそうになりましたが、

私が折れる形で、今はどうにか収まっています。

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しかし、解決方法は何通りもあると思うので

あきらめず改善し続け、理想的な状態にするため

努力し続けたいと思います。

つづく。。。

今回も、中国の子供の教育に関するお話でしたとさ

おまけ(違う違う! 私の娘じゃなーい!!)

先々週は、日本に一時帰国していました。

いろいろなセミナーに参加していたため、

ほとんど友達とは会えませんでした。

そんな中で、ショックなことがありました。

私のノートパソコンの壁紙に私の妻の若い頃の写真が

あるのですが、その写真を始めてみた人がなんと私に。。。

”娘さんですか?”

と言ってきました。。。

でも、考えればしょうがないかもしれません。

妻の写真は、私とハネムーンに行ったとき(当時22歳)

に撮った写真で、それから10年たった現在。

私は42歳なので、20代の娘がいてもさほどおかしなことではない

ということになります。

はぁ~、年を取ったな~

まー、めげずにがんばろっと!