春節(中国の旧正月)が近づき、
中国中が盛り上がってきております。
(盛り上がると言うより。。。
”うるさーい!”のほうが分かりやすいと思います。)
私も本日が中国のカレンダーで言うところの仕事納め。
明日から旧正月休みです。
(1/29が旧正月の元旦にあたります)
私の職場では、10日間休みですが、
かわいそうな私は休日出勤3日間の7連休です。
(日本にいる人から見たらうらやましいかな?)
日本からはるばるやってきた私の父と愛妻と
一緒に近場の温泉旅行を企画中です。
ワクワク。
最近のぼやき
うるさーい! 春節が近づき浮かれ気分の中国人たちですが、
近所のガキが、夜に爆竹をパンパン鳴らす。
その音に反応して家の愛犬シウモークァイ(※)がワンワン吠える。
こっちは仕事で疲れていると言うのに、もう、、、
うるさーい!!
※愛犬”シウモークァイ”の名前の由来について
シウモークァイ(”小魔怪”と書き、広東語読みです)
北京語読みだと”シャオモークァイ”
この”小魔怪”って何だか分かります?
そう、スピルバーグの映画『グレムリン』の中国語題です。
私が始めて小魔怪を見たとき、
”目がクリクリしててかわいい!”が第一印象でした。
その印象は、まさに映画『グレムリン』のギズモだったので、
このような名前をつけました。
↓↓↓
愛犬シウモークァイ(小魔怪)
3度のメシよりメシが好き
わけのわからんタイトルですが、まさにこれです!
私の部門は、工場のレイアウト変更のため、
数日前一時的に場所を移動しました。
私の部下は、座り仕事なので、
どうも仕事がダラダラしていた。
そこで、私のアイデアで暫定的に場所を移動する時に、
椅子をなくし部下の仕事を全て立ち仕事にさせた。
→そりゃもう、非難GoGo!
部下からは、”疲れる”とか、”足が痛い”とか、文句ばかり。
(でも、仕事の効率は昔と比べるとよくなりました。)
散々文句を言うくせに、
12:10のお昼ご飯スタートのチャイムがなると
ものすごい勢いで部下たちは走ります。
そうです。
日本では、この姿は想像できないと思いますが、
中国人は非常に”食事”が重要なのです。
日本では、”3度のメシよりXXXが好き”みたいに、
食事に対する趣が非常に低いレベルですが、
中国人は何と言っても”食事”が一番大事!
12:10は、食事休憩のスタートのチャイムで、
工場の作業者たちは、
1、自分の担当エリアのちょっとした片づけ
2、タイムカードを押す。
3、食堂の列に並ぶ。
4、ご飯開始。
の流れとなります。
早く昼ごはんを食べたい人たちは、
これらの時間を短縮するための行動を取ります。
つまり、”走る” わけです。
立ち仕事で疲れる~などと言って
文句ぶちぶち言ってた部下もものすごいスピードで走ります。
(なんだ元気ジャン! もっと気合入れて仕事せい!って感じです)
この”3度のメシよりメシが好き”という特徴を捉えて
中国人と接するといいかもしれません。
例えば、
商談を決めたい!
この彼女を落としたい!
などという時は、ちょっとリッチな食事にご招待!
なんてのも非常に効果的です。
たぶん、日本人が”ご飯おごってもらう”うれしさを”1”とした場合、
中国人は”3~10倍くらい”うれしいと思います。
こんなことも知りながら中国人と接するのもいいかもしれません。
では、また
(2020年加筆)
これはまさに、そのとおり!
これはいつまでたっても変わらない中国人の特徴でしょう。
しかし、最近は日本のようにメシは後にして。。。
みたいな感じになってきているように感じますが、
本質はやはりこの記事のとおりだと思います。