トリリンガル育成の過程・複数言語チャンポン

我が家の娘たち(もうじき6歳の長女と2歳9ヶ月の次女)は、

中国に住む日本人!

母親は、日本語が話せる中国人。(私の妻)

父親は、日本語、中国語、英語が話せる日本人(私)

こんな環境で育っているのですが、

語学環境としては、

母:中国語

父:日本語メイン(時々中国語と英語)

友達:中国語

見るテレビ:中国語メイン(時々日本語と英語)

と言った感じです。

このような状況下なので、長女の語学能力は、

中国語が1番よく聞く言葉でかつ

自分たちが1番多く話すメインの言葉。

日本語は、2番目によく聞く言葉。

(あまり自分たちからは話さない。 話せない??)

英語は、3番目によく聞く言葉。

(ほとんど話さない。 話せない??)

という情況ですが、

私の妻は、、

”次女は長女と比べ頭がいい! 言葉覚えるのが早い。”

と言うのですが、特にテレビで見る英語のアニメに

興味があるせいか次女にとって

英語 > 日本語

と思う瞬間がよくあります。

しかし、まだ3歳にもなっていないので

中国語/日本語/英語 の区別がついてなく

よくチャンポン状態の言葉を発します。

この前も、朝起きて一言

”ぶらっくしゃおゆーすーてぃあおら!”

と言ってました。

これどういう意味だと思います??

区切りながら説明します。

ぶらっく:英語の”Black(ブラック)”

しゃおゆー:中国語の”小魚(シャオ・ユー)”

すーてぃあおら:中国語の”死掉了(スー・ティアオ・ラ)”

→”死んじゃった”という意味。

我が家で以前金魚を買って来たのですが、

その内の黒いほうの魚が死んでしまったのを発見して

このように次女が言ったのでした。

日本人の私として少し悲しいですが、日本語の単語がなく

中国語と英語のチャンポンでこのように話しました。

長女(来月6歳)の経験から、大体4歳くらいになると

言語の違いがわかるようになってくるので

このような言語のチャンポンがなくなってきます。

複数言語環境にいるとこのような反応をする

というのは、単一言語の日本(人)にとっては

あまりない経験なので、非常に興味深いです。

ただ、我が家の娘たちのような複数言語環境にいる子供は、

どうしても単一言語環境下の子供より

知っているボキャブラリーが少なくなり

同じ年のお友達と我が家の娘では明らかに

言葉で表現できる範囲が少ないですし、

しゃべり始めるのも確実に遅いです。

私としては、今現在も外国語(英語と中国語)で苦労しているので

娘たちには同じ苦労を負わせたくないと言う気持ちから

できるだけ早い時期から複数言語に接させようとしましたが

もしかしたらそれも問題かもしれません。

どうなるかわかりませんが、我が家はこのまま

育てて行きたいと思っています。

我が家のトリリンガル教育をひとつの例として、

興味ある方は参考にしていただければ幸いです。

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今回は、トリリンガル教育に関するお話でしたとさ

おまけ(楽しい思い出を作ろう!)

このメルマガは、予約配信されているのですが、

メルマガ配信される頃、我が家の初マカオ旅行で

食べ歩き、楽しい思い出たっぷりな情況で

珠海のホテルでぐっすり寝ているか、

もしくは、珠海の浜辺を気持ちよく

ウォーキングしているかな?

日本の方々は現在お盆休みだと思いますが

楽しい思いで作りましたか?

人生は一度きり!楽しい思い出をたくさん作りましょう!