只今香港のとあるホテルにおります。
今回の愛妻+愛妻両親をつれた旅の
ファーストステップ。 香港です。
非常に申し訳ないのですが、
愛妻の両親は中国の農村に生まれ育ったので、
”海外旅行=ものすごいカルチャーギャップ”となります。
それはまさに 映画『クロコダイルダンディー』そのもの!
映画『クロコダイルダンディー』予告編
オーストラリアの山奥に住む男が大都会ニューヨークへ!
と言った内容の映画です。
今回の4人の登場人物
現代人(私)、 現代人妻(愛妻)、 ダンディー父&母
の海外旅行エピソードを皆様にお送りいたします。
黄色の線は越えちゃダメ!
まずシンセンを出発。
香港に行くには、
- 中国側出国
- 香港側入国
の2つの関門があります。
妻及びダンディー父母は、当然パスポート、
飛行機のチケット、タイのビザと準備万端なので、
問題なくこの2つの関門をクリアできるはずだが。。。
イミグレでは当然、列に並びます。
もうここで勘のいい人は分かったかもしれませんね。。。
中国では、列に並ぶ=わりこみOK の国なので
人々は自然と
”割り込みされるまい!”とか
”出来るだけ前に行きたい” という考えが
無意識に働きます。
それは、イミグレの列でも同じこと。。。
ダンディー父が、ついに次の番! と言う時になりました。
ご存知だと思いますが、イミグレのパスポートなどを
チェックするエリアには
一人しか入れないように、
黄色の線が引いてあります。
しかし、ダンディー父は黄色の線に構わず前へ前へ。。。
係員が”おいおい! 黄色の線の後ろに並んで!”
と言ってきてダンディー父は黄色の線の後ろに行くのですが、
いやいや自然と体が前へ。。。
係員が”おいおい! 黄色の線の後ろに並んで!” パート2
こんなのを何回か繰り返してました。 あはは
う~ん、自然と身についてしまっている事は
なかなか直せない物ですね~
エレベーター、エスカレーター
高層ビルが立ち並ぶ国際都市・香港。
高層ビルの数の多さや高さは日本の東京以上です。
私達の泊まったホテルは、32階建ての17階。
当たり前ですが、エレベーターで17階まで上がります。
しかし。。。
ダンディー母は、このエレベーターが少し怖い様子。
エレベーターに乗るごとにダンディー父の腕に
ぐっとしがみつきます。
→ある意味可愛らしく、年を取っても
美しい”夫婦愛” ですね~
そうですね。 考えれば、愛妻の実家は自然豊かな農村。
エレベーターなんて1つもなかった。
半径10km圏内は確実に
牛の数>車の数 って場所だからな~
エスカレーターでも、同様な状態でした。
※ダンディー母が”高いところが怖い”と言うことで、
ビクトリアピークから見ることの出来る
”香港の100万ドルの夜景”は断念する事に
なっちゃいました。
地下鉄
ここでも、中国的マナーが出ますね~
現代人の私は、地下鉄内の電光掲示板に流れる
”ハンセン指数 プラスXXポイント”を
見てニヤリとする中、、、
※ハンセン指数=香港株の指数です。
日本で言う”日経平均”のようなものです。
(ある意味金融都市・香港は投資家
にとって東京より便利です。)
毎回地下鉄に乗る時に現代人妻が”降りる人が先!!”と
言ってるにもかかわらず
無意識のうちに体が前へ前への ダンディー父&母。
確かに中国では、電車やバスに乗る時は、
”競争!”(早く乗って椅子を取るのだ~!)が
ものすごく露骨に出ます。
中国国内でも最近海外旅行者が増えてきたせいか
”海外ではこのような事をしてはいけませんよ~”と
言う内容のテレビ番組が増えてきました。
しかし、そう簡単に拭い去る事はできなそうです。。。
後書き
まーいろいろありましたが、ダンディー父&母も
少しは慣れたみたいです。
”オクトパスカード”(日本で言う”すいかカード”)も
ちゃんと使えるようになったし。
ひそかに感動したのは、ダンディー父&母の夫婦愛
あと私の妻の”現代化”というか”上品化”はものすごくうれしかった。
→”降りる人が先よ!”と注意するなど。
(日本では当たり前ですが、、、 ここまで来るのは苦労した)
あと、ダンディー父&母の視点で見る”香港”と言うのも
なかなか興味深いものがあります。
公園とかに植えてある木などを見てものすごく珍しそうでした。
(南部にしか生えないような木なので)
やはり自然が大好きなのですね。 感心しました。
さー今日から”タイ王国”の”パタヤ”へ向かいます。
どんな旅になることやら。。。
香港の夜景パート1 withダンディー父・母
香港の夜景パート2 withダンディー父・母+愛妻
香港の夜景パート3 withダンディー父・母+愛妻
オーシャンパーク(海洋公園)に行ってきました。
オーシャンパークには水族館があります。
パンダもいます。 (愛妻はいません、なんちゃって)
(2020年加筆)
今考えれば、奥さんの両親を連れて海外。。。
面白すぎる企画ですね~
本当に映画『クロコダイルダンディー』そのものですね。笑
続きをお楽しみに~