回鍋肉(ホイコーロー)といえば、日本でもおなじみの中国料理です。

スーパーには回鍋肉用の合わせ調味料も並んでいますし、「豚肉とキャベツを炒める料理」というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。

私もそうでした。

ところが今回、四川出身の中国人同僚の家で回鍋肉を作ってもらい、その調理を最初から見ていたところ、

「えっ、最初に豚肉をゆでるの?」

中国生活27年目にして、ちょっとした発見がありました。

しかも調理を最後まで見て、ようやく「回鍋肉」の“回鍋”がどういう意味なのかも理解できたのです。

四川出身の同僚宅で家庭の回鍋肉を作ってもらった

今回お邪魔したのは、中国人同僚の自宅。

四川出身ということで、家庭で普段作るような回鍋肉を作ってもらいました。

最初に出てきたのはフライパンではなく、豚肉をゆでる工程。

日本で家庭用の回鍋肉を作る場合、薄切りの豚肉をそのまま炒めることも多いため、日本人の私には少し意外でした。

「回鍋肉なのに、最初は炒めないんだ」

そんなことを考えながら撮影していました。

@shenzhen_rabbit 肉をゆでる!? 中国人同僚の回鍋肉を食べてみた 中国生活27年でも、まだまだ知らないことだらけ。深圳で中国人の同僚が作ってくれた回鍋肉、作り方を見て初めて「回鍋」の意味を知りました。 #回鍋肉 #中国料理 #深圳 #中国生活 #日本人おじさんin深圳 ♬ オリジナル楽曲 – shenzhen_rabbit

TikTok動画では、豚肉をゆでるところから、切る、鍋に戻して炒める、完成した回鍋肉を私が食べるところまで約40秒にまとめています。

「回鍋」ってそういう意味だったの?

ゆでた肉を切り、もう一度鍋へ戻す

今回、一番「なるほど!」と思ったのがここです。

まず豚肉をゆでる。

次に肉を取り出して切る。

そして、その肉をもう一度鍋に戻して炒める。

この工程を目の前で見て、

「あっ、“回鍋”って鍋に戻るということなのか!」

と初めて実感しました。

回鍋肉自体は中国で何度も食べています。

それなのに中国生活27年目になるまで、名前の意味を深く考えたことがありませんでした。

長く住んでいても、知らないことはまだあります(笑)。

中国の回鍋肉はどんな料理?

回鍋肉は四川料理として知られており、豚肉と野菜を味噌系の調味料などで炒めた、しっかりした味の料理です。

ただし、中国といっても広いですし、家庭によって使う肉や野菜、味付け、調理法は変わります。

今回紹介しているのも、

「中国の回鍋肉は全部こう作る」

という意味ではありません。

あくまで、四川出身の私の同僚が自宅で作ってくれた家庭料理です。

日本の回鍋肉と作り方が違って見えても、どちらが正しい・間違っているという話ではありません。

こうした家庭ごとの違いを見るのも、中国生活の面白さだと思います。

日本人が驚きやすいポイントは「肉を先にゆでる」こと

日本で回鍋肉というと、豚バラ肉や豚こま肉を野菜と一緒に炒める作り方が身近です。

そのため、今回のように大きめの豚肉を先にゆでる工程を見ると、私のように、

「え?ゆでちゃうの?」

と思う日本人もいるかもしれません。

ところが、その後に切って、再び鍋に入れるところまで見ると、料理名ともつながって面白い。

単なる調理方法の違いではなく、料理の名前まで理解できたのが今回の一番の収穫でした。

実際に食べてみた感想は?

完成した回鍋肉を一口。

感想はシンプルに、

「うまい!」

味がしっかりしていて、肉にも存在感があります。

ご飯にも合いそうですし、個人的にはビールやハイボールのお供にも良さそうな味でした。

動画では、私が食べた直後の表情もそのまま残しています。

私は中国料理を専門家のように解説するというより、

実際に食べて、驚いて、感じたことをそのまま伝える。

そんなスタイルを大切にしています。

中国生活27年でも新しい発見はまだある

深圳に住んで26年、中国生活は27年目。

それでも今回の回鍋肉のように、

「今まで知らなかった!」

ということは普通にあります。

有名観光地だけでなく、同僚の家で食べる料理や、街の日常の中にも、日本との違いや小さな発見があります。

これからも、そんな中国・深圳の日常を、難しく考えすぎず、日本人目線で明るく紹介していきたいと思います。

TikTokでは調理工程とRabbitのリアクションを公開しています

TikTokでは今回の回鍋肉について、

ゆでる → 切る → もう一度鍋へ → 実食

という流れを短い動画で紹介しています。

文章だけでは伝わりにくい同僚宅の雰囲気や、私が「回鍋」の意味に気づいた場面、実際に食べたリアクションも見ることができます。

中国グルメや深圳の日常、日本とのちょっとした違いに興味がある方は、ぜひ動画の方ものぞいてみてください。